Hello! シアトル生活も1ヶ月以上経ちました。
まだ保育園に入っていないので、歩けるようになった子供を追いかけつつ、いろんな場所をお散歩したりお出かけしたりしてあっという間に毎日過ぎていきます。
今日は日米の保活・ベビーシッターについて書きたいと思います。
(日米と言っても、私が知ってるのは渋谷区の保育園、そしてシアトルの保育園一部だけなので、全てに当てはまるわけではないですが、渋谷区では渋谷区ママ20−30人くらいと友達になり、シアトルでは保活真っ最中+ママパパの友達10人以上に聞いたりしたので、結構精度は高いはず。)
保活 (保育園を決めて受かるまで)
・応募の仕方
渋谷区:区役所が認可の園をまとめて一冊に情報にまとめて募集かける。応募者は共働き、シングル、親が遠いなど各自ポイントを得て、そのポイントが高い人から割り振る。基本紙。
シアトル:保育園一つ一つに応募が必要。8割はオンラインで申請でき、基本2割は紙。ただ、いくつかの園はオンラインサービスを使って一気に申請ができて楽。今ウェイティングリストの何番目かも見えて便利。
・見学
渋谷区:応募前に電話予約して見学可能。コロナで中に入れない園もある(公立の方が厳しい)。うちの娘が通った園は、給食の試食さえさせてくれた!産む前と産後に区がくれた保育園マップを見ながら散歩がてら回る。
シアトル:待機事情がよくなってスポットが空くまで、どこも見学不可。
・待機児童事情
渋谷区:皆第1または第2希望の園に入れる。友達で保育園応募して入れなかったという人はいない。4−5年前と比べて園が増えて、かなりよくなった様子。ただし年の途中からはもちろん入りづらい。
シアトル:1年は普通待機。3年後連絡がくることも!生まれる前から行きたい保育園に登録しておく人が多い。
・月謝
渋谷区:認可園の場合、市区町村ごとに所得で段階があり、それで決まる。一番安いと数千円から、高くても8万円台。認可外の場合その所得による月謝システムではないけれど、区が補助してくれるためそこまで高くならない。
シアトル:最低2000ドル、つまり27万円から(動画だと25万と書いたけれど円換算間違えた)。モンテッソーリの園だと3500ドル、つまり47万円ほどするみたい。
ベビーシッター BabySitter
保育園に入れない人はベビーシッターに頼るしかない。
アメリカは昔からベビーシッター文化が盛んで、夫婦がデートに行く間にシッターに任せるという話は聞いたことあるかもしれません。
日本では以前ここに書いたようにポピンズシッターを活用してしました。
値段
1時間30ドル(日本円4000円)。3時間頼むともう1万円だから、日本の2倍くらいか。高い・・・
まだ2回x短時間しか頼んでないけれど、個人スキル云々は別として、生活スタイルが結構バラバラなアメリカ人には事前にこちらの要望をきちんと伝えておくのが大事だなと思いました。
日本では内閣府や東京都、また各市区町村がシッターの割引制度をふんだんに用意しているのに対して、シアトルでは一つもそういうのがありません。
私は正直少し躊躇してしまいます。
ウェブサイト
日本でいうキッズラインとポピンズシッターのようなサイトでは、細かいレポートを書いていただけますが、こちらは細かいレポはないようです。(ポピンズシッターの素晴らしいレポはこちらを見てね)
アメリカではベビーシッターは、基本は皆フリーランス。
ただ、事前にバックグラウンドチェック(犯罪歴や問題があったかどうか)をしてあるサイトとサイトがあります。バックグラウンドチェックが終わっている人だけしか掲載していない、こちらのサイトがベストでした。
仕事復帰時期が違う
一番実感したのは復帰時期が違うということ。
日本のような育休制度はなく、シリコンバレーのIT会社でも4ヶ月が最長。
ということは、育休がある企業でも生後5ヶ月、ない企業だと早くて1ヶ月から保育園やシッターにお願いする人が多いということ。実際保育園では、「生後1ヶ月」という枠があり、驚きました。
渋谷区で私が出会ったママたちは、生まれた後の4月、または更に次の(1歳または2歳の)4月に仕事復帰する人が多かったけれど、
米国ではそんな長い休みを取ったら解雇されてしまう可能性が高いので、みんな早く復帰する又は辞める、という決断をする人が多いようです。
参考までに日本の産休・育休制度のおさらい。
産休とは、出産予定日の6週間前から出産後8週間まで休業すること。
育休とは、産後休業の翌日(産後57日目)から子どもが1歳になるまで休業することで、最長子どもが2歳になるまで伸ばすことが可能。そして、
総じて
ここまで読むと、
え、日本の保育事情って素晴らしいの?!て思うでしょ。
親の所得に関係なく子供に与える環境を整えるために税金がきちんと使われている、という点では、本当に本当に素晴らしいと思います。
シアトルと東京、普段の生活物価(食費や家賃など)の差は2−3倍ほどあるけれど、保育料ほどの差はない。
日本の方が全体的に税金は高いけれど、ちゃんと使われるべきところに使われてるなあと思います。
そしてびっくり!
会う人皆に「一年は待つもんだよ」と言われていたのに、ある保育園から空きが出たと連絡が来ました!
なので、次回は「シアトル生活 保育園からまさかの空きが!見学→1日目」を、お楽しみに☺️
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