シアトルに引っ越して1ヶ月、前回の保活の記事を書いていたところ
まさかの保育園から連絡が来まして、入れることになりました!1年待ちが普通と聞いてたのでかなりラッキー。
前回書いた通り、日本のように区役所が募集をとりまとめるのではないので、個別に連絡が来ます。
受かった後に見学に行くと「いつでもきていいよ」とのこと。今ちょうど1週間通わせたところなので、この時点の比較をかきます。
土足
アメリカでは保育園も土足。よく考えたらそういう文化だけど、見学時かなり驚いた。
カーペットエリアも土足。そのせいで、全体的に少し暗く見える。
渋谷区では設立2年の保育園に通っていたこともあり、設備が断然綺麗でした。
食事
・渋谷区では4段階に分けて栄養士さんが考えた食事を出してくれました。
毎日ちゃんと各子供が食べれてるかチェックしに来てくれる。
また、アレルギーの確認のためにかなり詳細なチェック表を毎月提出し、その食材を一度は食べてある状態にすることが必要。
毎日2つビブ(よだれ掛け)を持たせていて、それをつけてくれて、かつ食事後は毎回着替えもされていました。
主食のごはん、野菜、わかめスープ、ひじき、お茶。
・こちらでは離乳食の段階別、がない。
まあご想像の通り。アメリカの食事なので、基本的に日本より全然手が混んでない。マックアンドチーズが昼に出てるとみた時はびっくりしました。ブリトーとか。
でもまあ、朝夜は納豆や鮭ご飯食べてるし、毎日野菜は食べてるし、昼は現地の食事を思いっきり楽しむのも良いんじゃないかなと思っています。
ちなみに朝830までに行けば朝ごはん、夕方5時まで入れば夜ご飯も出してくれる様子。金額に含まれてます。
アレルギー確認など何もありません。
ビブもない、着替えもしてこないので、かなり子供の服が汚れて帰ってくることもあります。驚いた。
金額
前回書いたように、一番の決定的な違いはここ。
渋谷区では数千円から最大8万円(所得に応じて変動)の保育料を、
シアトルでは1歳児31万5000円(2300ドル)払ってます。
まあもう笑うしかない、ほんと。
ちなみにそのほかには、Deposit(預かり金)で800ドル、そのうち200ドルは返金不可。毎年の登録費に100ドル。
もはやホテルかな?てくらいの値段よね。
慣らし保育
ここはあまり変化がなかった。
・渋谷区ではかなりゆっくりと進めてくれました。最初の1週間は1−2時間。うちは午後になるのに1ヶ月くらいかかりました😅
・こちらでは本当に泣いていたら電話がかかってくる、と言う感じです。1週間のうち昨日1回かかってきて午前でバイバイ。
クラス構成
・日本では、入園時の年齢でクラスが構成されます。小学校とかもずっとそうですよね。
なので4月生まれが大きく見える。
・アメリカでは、1歳児は1歳クラス、2歳の誕生日を迎えたらそのクラスに移動するようです。
これはこの保育園だけかもしれませんが・・・
どちらにせよ、娘は6月末生まれなので、8月時点の今、クラスで一番小さいです。
クラス人数対比
・日本では、0歳児9人に対して先生2人+補助の先生が常に1人でした。
・アメリカでは、1歳児14人に対して先生が3人(担任2人+補助1人)。ワシントン州の規定だと7人の1歳児に対して1人なので、少し多いです。ただ実際は2人で見ていることが多いかも?
先生の行動の違い
正直言ってこの違いは結構ショックでした。
・日本では、先生は常に子供たちをよく見ていて、例えば一人先生がPCで入力をしていたり保護者と話してても他の先生が子供たちを見ていました。
・こちらで見学の時に私が見たのは、運動場で遊ぶ時にコーヒーを片手に出てくる先生の姿。
え、2歳の子供たち遊べなくない・・?また子供が転んだら助けにも行けないのでは、と驚きました。コーヒーはその1回だけでしたが、座ってみてることが多いです。
また、アプリに記入するのも携帯で行ってるようで、朝連れて行ったら5人の子供の前で先生1人が座ってモバイルをいじっている、みたいな風景もありギョッとしました。
今は、先生たちと信頼関係を構築中。なので、あまり疑惑の目で見ないで、先生たちとたくさんコミュニケーションをとりたいと思っています。
またこれはアメリカの他の保育園だと違うのかな。。近所のママパパに聞くと、あるあるだとは言ってたけど。在米ママパパの皆さん読んでたらアドバイス欲しいです!
ルールや持ち物
・こちらでは12−2時半の昼寝時間を避ければ、いつでも2度でも来て良いと言うルール。
着替え2着だけ。水ボトルは一度置いておけば先生たちが洗ってくれる。
・日本では一度クリニックなどで園を離れると戻っては行けない、と言うルールでした。
着替え2着のほかビブ2つ、おむつに名前書きが必要でした。(その後オムツ使い放題に変わった様子)
園庭や造りの違い
これはここだけの違いだと思うのですが
・渋谷区の保育園は、住宅地の中にある4階の保育園でした。
園庭はないので屋上か近くにある公園に散歩に行っていました。公立だと園庭があるのでいいんだけど、私立はあるところ少ないんだよね。
・シアトルでが、オフィス街の中にある保育園です。でも場所的には渋谷より全然広く、
2階ではありますが遊具の多いプレイグラウンドもあります。
駐車場も完備されてるのがアメリカっぽいですね。
渋谷区の近所の公園の様子
先生と保護者の連絡アプリ
・渋谷区で使っていたアプリKidslyでは保護者の入力欄も多いです。
前日夕飯食べたもの・睡眠時間起床時間・朝食べたもの・朝、計測した熱。
そしてその日あったことや調子をコメントで書き写真もつけられます。
家で何を食べているかは栄養士の先生もチェックしていて、「もう少しこの栄養素を入れた方がいいですよ」などアドバイスをいただいたこともありました。
先生からは、毎日その日にした活動の様子や、食事・睡眠・排便が時間と共に記入されてきます。
食事は、おかず・メインごとに何割ごと食べたかもわかるようになっています。丁寧!
写真はありませんが別アプリで見れます。
また、昔ながらの月ごとのお便り(給食内容含む)も今はアプリの中にあります。
・アメリカではProCare
タイムスタンプと共に、寝たよとか食べたよとかの連絡が来ます。
今まで1週間で3回ほど、寝てる姿やシールを貼ってる姿の写真が添付されてきました。
活動も、多分日本ほど「みんなで一緒に」と言うのがないみたいで、毎日何してるのかわからないのですが、
こちらは遊具や運動場がある保育園なので毎日2回外に出てるみたいで、それはよかった!
全体的に
日本の方が事前準備やルールが多く、でも細かいサポートをしてくれて
アメリカの方がルールは少ないが、雑、と言う感じです😅
これはまあ国民性なので仕方なくもあるかなあ。
日本人は総じて他の国の人より細かい、丁寧。
ルールが多いことは安全を担保するには良いものの、子供にルールを強要しすぎると創造性がなくなるとも言われてるので、
これは一長一短ですね。
と、私も自分自身に言い聞かせながら、いろんな国の子育てを学ぶいい機会だなと思っています。
そんな感じ!
保育園にはいってますが、なるべく早くお迎えに行って、家族3人、とても元気に過ごしてます。
最近のプールパーティの様子