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6月21日(土)、宮城県丸森町でプレゼンテーションを行いました。
実は今回の登壇は、「熱中小学校」の授業の一環です。
テーマは、「インバウンド富裕層はどう旅行地を発見し 来日中どんな行動をするのか?」
簡単にご紹介すると、「熱中小学校」は、子どもたちではなく大人がもう一度学び直すための学び舎。
閉校した学校や地域のを活用しながら、地域と都市部の人々が出会い、学び、つながるユニークなプロジェクトです。
過去に全国の7校の熱中小学校にお呼びいただいたことがありますが、今回は初めてトピックを大幅に変えまして、 [インバウンド富裕層はどう旅行地を発見し 来日中どんな行動をするのか?]です。
コミュニティ運営は継続しているものの、私としては2008年から資格を持っている全国通訳案内士として今年からまたインバウンドのガイドを再開し、特に富裕層のプライベートツアーを行なっていてたくさん学びがあるので、その内容で今後やりたいこと合わせてお話することにしました。
事前に事務局の伊藤さんにこの内容はどうかとお話すると、地域おこしの文脈でもその内容でぜひ、と言っていただけて、0からプレゼン資料を作りました。


プレゼン内容はこんな感じです
・現在のインバウンド旅行市場について。中でも富裕層市場、そして地方での消費額、政府の取り組みについて説明
・自己紹介(私のキャリアと変化ー今なぜこれをしているのか 死産・流産を経ての考えの変化)
・国土交通省通訳案内士とは
・インバウンド富裕層私のお客様たちの行動をクローズアップ 何が喜ばれ、高価値に感じられるのか
・旅先をどこでどうやって決めているのか(SNSの使い方変化、そしてAIで検索する人の増加)
など、皆さんのワークショップも含めながらなんと1時間半話しました。
1時間以内で終わるかなと思ったら、皆さんからたくさん良い質問も出て、あっという間に。
そして最後に
「私が今後やりたいこと」をお話しました。
ただ観光地を巡るだけの一方通行の観光ではなく、「一緒に何かをする」「人と出会う」「一緒に笑う」ことで、旅は何倍も記憶に残るものになると信じています。
これは、私のゲストである富裕層が求める“意味のある体験”であり、また「関係人口」として地域に通い続けるきっかけにもなっていくのです。

なので今後のビジョンは、日本の子どもたちとインバウンドの子どもたちが一緒に遊び、学び合える交流の場をつくることです。
日本のコミュニティの中で学ぶことも多いと思うし
逆に他の国から来た子供達から学ぶことも多いと思うので。
・自分が今までやってきたコミュニティビルディング・マネジメント という領域と
・2008年に資格を取得してる国土交通省通訳案内士、というキャリア
・そして世界中を旅する子連れママとして小さい子供を連れてラグジュアリーホテルに泊まってきた経験。
全部活かせるのではないかと思っています。
実際インバウンド側のお客様にこんなの考えてるんだけれど、というと「今すぐやって!!」と言われることが多いw
そしてオンラインで知らない人にもこういう場所があればなあ、といわれます。
プレゼン作りはAIを活用
ちなみに今回のプレゼンはゼロからで、この内容自体で作るのも初めてだったので、なるべくプロフェッショナルなスライドを作りたくAIを活用しました。
作り方:
・自分が作りたい内容、目的を伝えてchat GPTとgeminiに要点整理してもらう。
・今までの資料などをNotebook LLMに伝えて、それをさらに要点にまとめてもらう。
最終的に納得した内容を入れてGensparkで資料化し
ただ写真やイメージなどはGensparkよりもやはり慣れたGoogleSlideの方が入れやすいので
そちらにまとめました。
Gensparkだと細かすぎる情報をあげてきてしまうので、
今回は別に観光業界の方に話すわけでもないのでここは不要だな、とか調整もいるしね。
もちろん、GensparkにはChat GPTが含まれてるので一気にもできるので
納得した内容で要点をまとめてから図形にするのを頼んだ方が
私としてはうまく行くと思います。
AIだけで全てを頼む、というわけではなくて、AIの力を借りながら自分で考えて作る、のが結局うまく行く。
ただその借りるパワーがどんどん強くなってるのは事実なので、やはり私は最近のテクノロジーが好きです😆
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迎えてくださる方の温かさで旅の楽しさは何倍にもなる
今までに、たくさん全国の熱中小学校に呼んでいただきました。
北海道帯広校、富山県高岡校、宮崎県こばやし校、和歌山県くちくまの校、千葉県銚子校(シアトルからzoomでなのでブログなし涙)、福島県会津校、山形県高畠校など。どこの方々も本当に暖かく迎えてくださり、当日夜は懇親会、翌日も地域を見せてくださいます。
熱中小学校丸森の皆さんも温かいコミュニティだというのがよくわかったのが、
「大根の干物作ったので食べて」「うちでとれたきゅうりのお漬物」「この前の旅行のお土産煎餅」など
たくさんのお土産で賑わっていたこと。
皆さん本当に良いお友達なんだなということも伝わりました。
このつながりで人生が変わった、という方もいらっしゃいました(出版もし、歌手デビューも果たしたのだとか!)。
翌日には、熱中小学校のメンバーの方のお店やお宅に何軒かお邪魔したのですが、皆さん本当に暖かくて
旅行していて1番いいのはやはりこうやって地元の人で迎えてくれる方がたがいることだなと感じました。その後2泊3日の子連れ仙台旅行についても書く予定です。
どうぞお楽しみに!
