タイミャンマー旅ブログの途中ですが・・・
4月半ば宮崎にて、講演してきました。宮崎フード編と青島観光編に続き、こちらの講演が本来の目的です。
土曜朝、宮崎市内にお迎えに来ていただき、小林市へ1時間半かけて移動。
みなさんで美味しいランチをいただいて、午後始まりました。
熱中小学校について
この熱中小学校という取り組みは地域活性の意味を多く含んだこの取り組みは、最初の数年は国や地域からの予算が出ており、そのあと自走する仕組み。
毎月東京始め全国からの先生を迎え、地方に在住の市民が専門家の話を聞ける機会を作っています。
田舎では歳をとればとるほど学ぶ場所がなくなるとのこと。
特に農家さんが多いところでは、それ以外の知識を入れる機会が少ないのだそうです。
「飲む」ために住民が集まることはあっても、「学ぶ」ために集まるということ自体に意味がある。
全国10以上のネットワークがあり、各地で団体が半官半民で運営しているそうです。
ありがたいことに、私は熱中小学校の講演にお声がけいただくのは3回目。
北海道更別、山形高畠そしてこの宮崎です。
私以外にも、他にも2人の大御所な先生が講演されました。
エジプト考古学の河江 肖剰 さん、 株式会社サザンクロスシステムズ 代表取締役の永田 英一郎 さんです。
講演内容は「コミュニテイづくりと運営の極意」
さて、今回も「コミュニティ作りと運営の極意」について話しました。
熱中小学校3回目となると、特性もよくわかっているので、ITビジネスに関わっていない人や年配の方にも理解しやすいように工夫しました。
驚いたのは、宮崎の皆さんの反応の良いこと!一言ひとこと、発する度に笑いや驚きのリアクションが得られて、話してる方も楽しいです。
ワークショップ中にみなさんのところを回る。たのしそうに、横の方とお話してくれてて嬉しい 。
ちなみに紅白幕は、この日が入学式だったからだそうです。
講演後、宮崎の人はどんなコミュニティ活動してるのかを聞いてみた
最後、15分x3グループでみなさんと対話の時間をいただき、いつもどんなコミュニティに属しているのかを聞きました。
私の持論は、「どんなコミュニティに属してるかがわかれば、その人のことがわかる」なので、この質問を通して地元の人・地域のことも理解できるんじゃないかなと思ったんです。
回答として、職場・家庭・学校・子供つながりコミュニティ以外に多かったのは、「俳句」「読書会」「地域活性」など。
全員に何のコミュニティに属しているかを聞いたのですが、やはりうち2割くらいの人が自分でコミュンティを回している人でした。そうなんです、そうなのです。ほとんどの人は参加者で、自分で回す人の割合ってそれくらい。これは地方でも東京でも変わらないですね。パレートの法則は、やはりどこでも当てはまるね。
中には、
「自分で飲食店を7店舗やっており、店舗ごとにコミュニティを回すのにとても役立ちました」
「移動図書館を始めようとしていて、それぞれの場所にコミュニティを作ろうと思っていて」
「地域のお祭り再生に力を入れていて、そのコミュニティを拡大しようとしています」
という声もありました。
また、講演の感想として多かったのは、
「コミュニティのことを体系化して話を聞くのが初めてで面白かった」
「思い・文脈が一番大事って、そうですね!」
「トラぶる人とさようならしていいんだ」
などなどなど。みなさん、思った以上にメモを残してくださっており、感激でした。
大宴会「焼酎一貫校」
終わった後は大宴会。
さすが宮崎、参加率の高さには驚きました。
事前に聞いていた通り、みんなのボルテージの上がり具合が半端ない!笑
声がどんどん大きくなって、いつのまにか私も大声で話していました。
そして、焼酎もドリンクもソフトクリームさえも飲み放題。笑
代わりがわりに話しかけてくれるのですが、シャイな人が誰もいない。笑
明るさに溢れた宮崎県、特に小林の人たちの特性が知れた楽しい夜でした。
私は焼酎飲めないから途中退散するかも、と言ってたのですが、焼酎飲まなくても十分楽しみました。
みんなにつられて大声になり、翌日声が枯れていたのはお約束。
宿泊先は、「神ノ郷温泉」でした。
ちなみに・・・講演の間、外では噴火が・・・!
小林市は無事でした。私はびっくりしたけれど、宮崎熱中小学校の皆さんは特に気にしておらず、火山に負けじと熱かった。
宮崎こばやし熱中小学校の皆さま、朝から晩まで、楽しいお時間ありがとうございました。
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