現在妊娠10ヶ月。
6月頭、仲良しの友人にマタニティ撮影をしてもらったら、とても満足する写真ができました。
もちろんその友人のおしゃれさが合ってこその仕上がりなのだけれど、その彼の力を最高に発揮するための、クリエイティヴ凡人でもできる準備を共有します。また、Instagram, Facebookには出していない写真を中心に掲載していきます。
1.まず自分の好みのテイストを知る
これが実は一番大事!我が古巣Pinterestをぜひ活用ください。
私の場合は、数ヶ月前から自分で好きなマタニティ写真をピンしてた。まだアメリカにいる1月頃から。
そうすると、私はフワフワ・ぶりぶり・白いレースのマタニティ写真よりも、モノトーンなどシックでかっこいいイメージに魅かれていることがわかってきた。
他にも、緑の中で撮影しているものも、少しクールな印象がある写真に惹かれていた。
私のPinterest ボードはこちら
そして最初に撮影した写真がこちら。
床に反映してるところまで合わせて気に入ってる。Instagramの投稿では足元まで映ってないのが少し残念。
それから、たまたま4月に見つけたハーパーズバザーの表紙。キアラ・フェラーニのマタニティ写真。
2012年私がブログを始めた当時からファッションブロガーとして台頭し、現在は実業家として活躍する彼女自体を尊敬しているし、この女神のような、でも媚びない姿に最高にかっこいいと思った。
キアラみたいにブルガリのジュエリーをつけるのも良いけど(持ってませんw)、私は最初の流産後の出張先ロンドンで、faceookのコミュニティマネージャー同僚が「流産あとよく来てくれた、元気出して」とプレゼントしてくれたゴールドのジュエリーをつけることにした。
2.自分が欲しいテイストにあった、素敵なフォトグラファーを探して依頼
1で作ったボードを見ながら、フォトグラファー探し。
FotowaやLoveGraphなどの出張カメラマンサービスを使うのも良いと思う。
私は、自分が欲しいシックなイメージに合っていたので、友人 @door1113 にお願いすることにした。
彼の本業は写真撮影ではないけれど、広告制作にずっと関わってきた人。なんていうかベタベタしてなくてさっぱりしてて、笑顔を無理に引き出したりしない。
素のままの一瞬を切り取る写真の感じも、自宅での一瞬を切り取ってもらうのにすごく良いと思った。
過去には恵比寿ガーデンプレイスでウェディングドレス写真も撮影してもらってた。この時は撮影時間なんと20分w
3.撮影スケジュールを組む
これはフォトグラファーさんのご予定と妊婦本人の体調を見ながら。
私の場合体調が安定せず、実は一週間延期してる。合わせてくれた友人には感謝しかない。
臨月だともういつ産まれるかわからないし、お腹も重いので普通は妊娠7−9ヶ月の間がお勧めだそうです。(私の場合9ヶ月は引越しがあり忙しすぎたので臨月になってしまった。。)
また、当日のスケジュールも「家の中のここでこれを撮りたい→体力あれば近くの公園でこれを撮りたい」などざっくりと共有した。
4.家の中で使えそうな場所を伝えておく
Pinterestボードを共有した上で、このカーテンはいける?和室の白壁はどう?など。
そうすると友人も「この写真はバックライトが必要だからなー、カーテンだとどうかな」など具体的な話ができてよかった。
もちろん最終的には当日の光などを見ながら最終的に決めていったけれど、これだけはマストで撮りたい、というイメージがあればなるべく先に共有しておくのがよい。
5. 撮りたいカットに合わせて衣装やプロップスを自宅で準備しておく
衣装:
使えそうな服を6−7着用意した。
例えば、
・白黒シルエット写真を撮りたいなら、ぴったりしていてお腹が見えやすい服
・女神のようにふわっとしたいなら、シフォンの服
・定番さわやかなら、お揃いの白Tシャツとジーンズ
のような感じ。
当日はラッキーなことに紳士服スーツやさんの友達が遊びにきてくれて、一緒に衣装を最終的に決めたり、アクセサリーをつけるのを手伝ったりと、スタイリスト役をしてくれた。助かった。当然、使わなかった服も。
プロップス:
グリーンやドライフラワー、エコー写真、赤ちゃんの靴を用意しておいた。
6.当日フォトグラファーが来たら、まずお茶を飲みつつ、ブリーフィングから始める。
いきなり撮影に入るよりは、ブリーフィング時間を5分でも持つ。
雑談しながら、部屋の紹介や何よりメッセージで事前共有していた「撮りたい図・スケジュールの確認」ができるといい。
そうすることで、撮られてる側と撮ってる側の意思疎通が取れてなくて、あとからこれ忘れてた、満足できなかった、なんてことにはならない。
所々コーヒーを飲んで落ち着けば、シーンを切り替えるのにも役立つ。
他にやっておけばよかったこと
ベッドルームや仕事ルームなど、他の部屋ももっと撮影に使えるようにしておけばよかった。
今回は結局リビングとダイニングだけで撮影したが、もっとベッドルームもある程度の装飾を終えておけばよかった。まだ引っ越して数週間で全ての家具やアートや写真の飾りつけが終わっていないので今回は見送り。
ベビーベッドが届いてたら、それらも使ってもよかったのかも。
そんな感じかなあ。
あとは結局本当に彼の手腕です。