こんにちは、トラベルブロガー・かつLunchTrip共同代表松澤亜美です。今日はコミュニティの話じゃなくて旅の話!
皆さん、旅行は好きですか?
私はいうまでもなく旅が大好きで、食べながらいろんな国を学ぶNPO法人LunchTripを初めてもう11年目になります。
来週土曜に LunchTrip年末特別便 ~みんなの旅のカタチ~ が行われるので、私も自分の旅スタイルの変化を振り返ってみることにしました。
世間の旅トレンド変化は「モノ→コト→写真で切り取る世界観」
まずはマクロに。
おそらく旅がラグジュアリーよりも体験を大事にして、そのあと今はを撮りたい人が多いのかな、という気がしています。
1980,90年代:まだ海外旅行が高額。
ハワイならば、有名ホテルでダイアモンドヘッドを見ながらシャンパンが素敵
2000年代:特に海外旅行に行くことがラグジュアリーじゃなくなり、現地で体験をしてくることが
ハワイならば、ワイキキだけではなく、ハワイ島でマウナケア山に登っている人がカッコいい
2010年代:インスタ映えを意識しながら「そこにいる私の世界観」を切り取る写真を撮ることが大事
ハワイならばおしゃれな壁、後ろに抜けたカメラ、可愛い食べ物など。その場での体験だけではなく、そのあとに誰かに影響することを求めて旅行してる。
今その瞬間自体ももちろん楽しんでると思うけれど、現地の人と特に関わらずに旅してる姿は、
では私個人を振り返ってみると。
20代、バックパッカーの一人旅が基本。
ひとり旅の方が、より現地のカルチャーにできると思っていたからです。
現地でいつも友達を作り、現地の人に家に泊まってることが自分自身の誇りでもありました。
ペルーに一人で行く前に現地の友人を紹介してもらって、その家族と突然仲良くなって泊めてもらったり。
パリでも、一人で短期留学している間にはカウチサーフィン(家のカウチ=ソファに泊めてもらおう!というサイト)で出会ったカップルの家に泊めてもらったり。
ネパールに女二人で行く前も、確か中国で一泊カウチサーフィンさせてもらいました。
イタリアひとり旅でも、カウチサーフィン先で何人もの女の子たちがいて、皆で仲良くなって結局何人もで雑魚寝したこともあります。
スペインでも、現地でできた友人と遊んでたなあ。
今考えると本当勇気あるなーと思うくらい、積極的に「人に会いに行く」「知らない世界をいく」旅でした。結構女一人でそれ?と思われる、激しい旅かも。
でも現地の友人といると基本的に危険から免れる。危ないことになった覚えは一度もないんです。
(写真🔽は、現地で出会った友達とバックパッカー宿で。アジア人は私だけだった。1週間ほんと仲良くなって皆でパーティしたなあ。現地で買った服を着てます)
30前後から、少しリッチな旅も覚える。
とにかく安く早くのバックパッカーよりは、少しだけ質の良い体験をするために、お金を払うことを覚えます。
パートナーと旅行に行くことも増えました。彼にも合わせ、「お金で時間を買う」思考が少しずつ身についてきます。
良いホテル、というのに初めて泊まりだしたのもこの頃。
例えば同じペルーでも、出張で行くと高級旅に。ホテルは全て4つ星以上、このガストン・アクリオというレストランは世界屈指の高級店。
例えば同じように人の家に泊まるのでも、カウチサーフィンではなく、遊び心のある可愛いAirbnbを予約してみたり。 先日のNYでのエアビーはこちら。
ただし、現地と比べて法外な値段を払うのは嫌なので、現地の人により直接繋がり、コンタクトします。
例えば先日のNYでは、現地のフォトグラファーをInstagramのハッシュタグから検索してウェディング後撮り写真を撮りました。
海外出張でと、旅とでメリハリをつけるように
旅は、その土地で新たな価値観や暮らしを発見するのが目的。
なので、歳をとった今も例えばミャンマーの時みたいにひとり旅もするし、モロッコみたいにバス移動しながら強行突破っていう若い旅も、旅だったら全然したい。
その場その場で出会いを楽しみ、驚きたい。
現地に着いてから気分で次の目的地を決めたりするのも大好き。
なので、旅行は大体、日本発着便は1−2週間前にチケット取ってます。現地の中での数時間移動チケットは現地で
対照的に、海外出張はいく目的が全然違う。ホテルも宿泊費も出してもらっている。ある程度期待されてるのです。
大体日本人一人だったりすることが多いから、「日本代表としてちゃんとユーザー・コミュニティの声を届けて来なければ」とか「トラベルブログ・記事をここまでにこういう内容で書かなければ」とか「スピーチでーーをきちんと伝えなければ」というミッションがあります。それが最優先。
だから、いつも朝ホテルを出るときは、武者震いをするような気持ちでオフィスなりカンファレンスなりにに向かってます。夜はギリギリまで資料作りをすることもあります。
皆で飲みに行ったりもするけれど、それも明確に「世界中のチームメイトと仲良くなり仕事円滑にするため」。だから現地のことを知る、というのは後回しになります。
だからホテルも、少し高くても立地のいい場所、清潔な場所、気持ちいサービスが最優先。
結果的に絶対旅行のときだったら使わないチェーンになることもあります。
そして結婚した今(30代半ば)、夫婦で1ヶ月に1週間、国内外で過ごして現地からお仕事。
より「旅行」から「暮らし」へ寄っていった感じです。
二人ともリモート仕事が多いからこそできる。妊娠してない今のうちに、たくさん楽しみたいと思います。
昔から変わらない価値観である下記を夫婦として続けるためにこれに落ち着きました。
・根っこのところにある「現地の暮らしをより深く知ることで驚きたい、自分自身成長していきたい」の気持ち。旅は癒しじゃなくて、刺激を受けて自分を成長させる機会。
・相手の文化をリスペクト姿勢でいたい、という気持ち
・点と点のタクシー移動で観光地を回るんじゃなくて、歩いたり走ったり自転車に乗ったり。より現地の生活に溶け込みたい
・ただの旅行じゃなくてミニ暮らしをして、世界で自分たちに会う場所を探しながら仕事もしたい
この1年もすでにこれだけ行ってきました。サンフランシスコだけ時期をずらしてますが、それ以外は私の出張にも夫がついてきて、前後の週末を過ごしてます。
10月アメリカ
12月ドイツ+ギリシャ
1月シンガポール
アメリカのサンフランシスコ
4-5月はハワイ
7月はオランダのアムステルダム
8月はイギリスのロンドン
10月はアメリカNY
今後は出張がなくとも、それをなるべく続けていくつもりです。
今月過ごすのは台湾!近いので日本と時差なく仕事できるのも嬉しい。
さて!来週11月30日土曜日には、 LunchTrip年末特別便 ~みんなの旅のカタチ~ が行われます。
私は台湾でおりませんが、当日はクルーが運営してます。ぜひ!
本日24時までだったら、自分の旅スタイルを振り返って話したい!というLightning Talk枠も受け付けてるそうだよー!
そうじゃなくても普通の参加もオススメです。
https://www.facebook.com/events/410793809851141/