周りで話題になっている本だったので、読みました。
ブランド 元スターバックスCEOが教える「自分ブランド」を築く48の心得
前作「ミッション」とセットになっているらしく、そちらを先に読めば良かったなというのが、最初の感想。
数時間で読めるくらいの量。口調も分かりやすいです。
小手先のセルフブランディングは意味がない、というのには納得。
そのひとのミッションがあり、その先にブランディングがあるということです。
根源のミッションがはっきりしていないと、ブランディングは意味がないということ。
その他、
若い時日産で働いていたときの個人営業ブランドの作り方や
社長を務めていたボディショップやスターバックスで社員の士気をあげる方法等が書いてあります。
だから、自分ブランドを築くための心得というより、途中から経営アドバイスも含まれているように感じました。
意外だったのは、本文中に何度か出てくる言葉。
「CEOを辞めて失業中に銀行貯金額がどんどん減ってくる時の焦り」
とありますが、
うーん、それってもう沢山稼いだんだから焦るのだろうか?
と思ってしまった。
でも、そこまで上り詰めた人でさえも、前にもっていた属性や地位を失うと自信を失うのだということが新鮮でした。
彼に比べたら稼ぎが全然ない私が「あーまずい!まずい!!」と思うのとは、
全く別の次元の貯金額のお話をされているのでしょうが、
お気持ちとしてはあまり変わらないのだな、と。
著者も、現在リーダーシップ教育者として生まれ変わろうとしている。その中でコレを書いたのだな、ということが伝わってきました。
自分ブランドといえば。。
社会人1年目になったかならないかの頃に、こんな本を買いました。
こちらは、かなり若い人、主に20代の仕事をはじめてすぐの人が対象。
上記の本が経営者でブランドを創りたい人向けのように感じたので、若手にはこちらが分かりやすくておススメです。
では、嵐もやんで来たようだし、
みなさまお仕事頑張りましょう^^/