せっかく東京の中心に住んでいるのだから、歴史の教科書に出てくるような場所までお散歩しちゃおう。
一月は都内でのお散歩先:迎賓館・聖徳絵画記念館・明治神宮に行ったので、まとめてレポートします!
オミクロンで旅行しづらい今、ぜひ都内の皆さんの旅気分に役立てたら嬉しいです。
明治神宮
言わずと知れた都内でも指折りの有名神社、明治神宮。
明治神宮が家からとても近いので、お散歩やピクニック代わりによくいきます。
この神社の歴史を知り、そこから明治時代の歴史に興味を持ったのです。
そういえば、「外苑前」とか「神宮球場」とか「表参道」とか、地名にも大いに反映されている。
お宮参り、初詣などしているうちに、この歴史を知る。明治天皇が亡くなった後(崩御した後)、大正時代に10万人もの青年が全国から持ってきた木を植えて作ったとのこと。
全国から寄付を受け付けたという。逆にいうと、日本では平安時代からある神社も多い中、結構新しい神社だということがわかる。
先週も明治神宮で近所のお友達と寒空ピクニック
9月にはお宮参り
聖徳記念絵画館 Meiji Memorial Picture Gallery
明治神宮外苑という、神宮本堂からは少し離れた場所にスポーツや美術をメインとしたエリアがある。
よく歴史を辿ればここは、明治天皇が馬術を練習した場所だったそう。
この外苑に突如として現れるのがこの聖徳記念絵画館。有名な美しいイチョウ並木の奥にある不思議な建物、として認識している人も多いはず。
いきなり現れた西洋風の建物の中には、明治天皇に関わる絵画が沢山。
歴史の教科書で見ていた絵の本物が見れて、私も興奮して夫に説明した。
例えば大政奉還とか、勝海舟と西郷隆盛が話している図とか、こんなに本物は大きくて迫力があったんだ!と驚く。
あくまで明治天皇を中心とした歴史の見方なので、こんな描き方でいいの・・・?と思う部分は一部あったけれど、まあ歴史はどの視点から見ても違うストーリーがあるものとも言える。
明治天皇が生まれてから崩御までに起こった順に絵が飾られているので、
私のように歴史にそこまで詳しくなくても大枠の流れがわかっていれば楽しめるのも良い。
一番最近行ったのがここ!
思った以上の規模で驚き。外観しか撮影できないのが本当に残念。
ここは最初はお客さまをもてなす場所ではなく、大正天皇の東宮(家)として建てられ、その時代は赤坂離宮と呼ばれたそう。
そして戦後、海外からの来賓が増えた後に、迎賓館としての機能になったそうです。
英語で言うとState Guest House. ゲストハウスにしては豪華すぎじゃない?
月曜の昼に行ったので、とても空いてた。そして、若いカップルや女の子同士が多かったのが印象的。
また、ボランティア説明員のおじさまがたがみんな親切で、娘にも優しくてとても嬉しかった。ああ言う方って本当に宝だよなあ。
それにしても、ネオバロックの建築がこんなに綺麗に保存されて楽しめるとは。
明治時代にこんなに美しい建築を作る財力が日本にあったことにも驚かされる。
列強の欧米諸国に追いつけ追い越せの時代だったんだなあと思わされる、明治の洋風建築技術の総決算という感じ。壮観だった!
10年前に行ったベルサイユ宮殿や、2015年に行ったバッキンガム宮殿を思い出しました。
写真は中で撮れないのですが、豪華なパンフレットがついてきます。
その中の写真で、豪華絢爛さがどうか伝わりますように。
🚉四ツ谷駅、信濃町駅
いかがでしたか?
私も自分の通訳案内士の勉強と、一番近くにいる外国人である夫への説明も兼ねて、楽しみました。
みなさんもお楽しみいただけたら嬉しいです!