みなさまこんにちは!English text below 🙂
STAY HOME WEEKだったGW、いかがお過ごしでしたでしょうか。。
我が家は夫は通常運転ですし、私は毎日LunchTripのミーティングやらで追われていて、本当にあっという間でした。
4月から新コラム執筆をはじめまして、”家事分担とチーム運営”が週刊トラベルジャーナル5月4日号に掲載されました。このテーマは実はこれ、去年末に書いたブログを参考に書いています。より詳しく読みたい人はこちらも見てみてね!
問題は男性の”家事への意識”じゃない~パートナーと助け合う家事分担への道
表紙
Translation of the article
Hi ! My column on” Travel Journal” has published. This time it is about “Managing Chores with your partner is managing the team” .
In this column I wrote about
- My girl friends were complaining about their husbands not doing chores (even though they are very much in love!)
- So I introduced some steps below to my friends, and we texted with each other. It worked: All 3 friends could see the positive changes in a week.
- Know the tasks, prioritize them, and reduce them if possible
- Take time to teach your partner the chores he may like. Nobody is perfect in the 1st week.
- If it’s not reducing your chore time enough, buy a home appliance or outsource the chore.
- Think of your partner not as a student but as a new teammate.
- The steps above are very similar to my experience in my Non-Profit Organization called LunchTrip. Anyone who has worked for a team and has welcomed new members has experienced this. You can not expect a perfect job from the beginning.
- While we texted, one friend almost gave up. “It is so hard to change the custom of the Showa Era(1926-1989), when our partner’s parents were brought up. Partners learn from them so they would not change anyway”. I said “No, we are the generation who will make a change. If not we will all keep our current gender inequality level in Japan (We are pretty bottom at Global Gender Gap Report ranking)”
- I have been told by so many foreign friends that “I want to live in Japan, but not as a woman” . It was shocking, but it is the reality. We, Japanese women really have to stand up. “Stand up” does not always mean to go to a protest demonstration. Opening up your mind and talking to your partners is the first step. You chose your partner who must be very smart. We girls are smart, educated, and we can make team from our family and society.
おまけ:今回の、家事に関する考えの背景
家事、特に料理については、実は欧米に行くたびに感じて、過去にも書いてきました。
なぜ、欧米の女性たちのジェンダー格差は日本より低く、高い賃金で働いているのか?家事、特に料理はどうしているのか?というのは、以前から私の頭の中でのトピックだったようです。
振り返ると、やはり日本人は家庭料理に期待が高く、家事にこだわりが多いんです!そりゃ大変。
オランダの食事から考える社会学 「献立少ないほど女性進出高い」と言う私の仮説
去年2019年夏にオランダに行った後に書いた仮説記事:
ベルリンの食べ物から考える日独サービス業の違いと、シンプル料理が助ける女性の活躍
2018年ドイツのベルリンに出張に行った時に感じたフードサービスと、シンプル料理。
ランチは10分、でも17時にはビル全館消灯。ノルウェーの働き方
2014年ノルウェーにブロガーとして招かれた時に描いたハフポ記事です。
当時この考え方は新鮮でわたしのトラベルライターとしての記事で初めてバズりました。
ノルウェーの家庭にもお邪魔しましたが、夕飯にサーモンサンドイッチを旦那さんが作って食べてましたよ。
Hawaian FOOOOOOD! ハワイ島で食べてよかったもの/お店
ハワイにもBENTOはあるけれど、日本のお弁当のように綺麗に少しずつ詰めるなんてことはしません。基本、どかーん!と豪快に入ってる。(ハワイには去年も行ってますがこれは2014年の記事)
それ以外にも、例えばアメリカではランチに持たせるのはリンゴとクラッカーとチーズとチップス、だったりします。(よくてサンドイッチを作るくらいかな?)
でも食がシンプルだからって家族や親子の繋がりが弱いかというとそんなことはない。食に手が込んでいる=愛情が深い、という方程式ではなく、食も愛情の表し方のうちの一つである、ということですね。
総じて日本の家事は期待値が高く、自分の母親がしてくれたのと同じように完璧に母業をしながらフルタイムで働くというのは無理ゲーだというのが、わたしの周りの30代女性に多い意見です。
「産む」と「好きな仕事たくさんする」のバランスー30代女性の悩み
私個人としては、2019まで仕事を本当にしまくっていたので、少しペースダウンすることも決めました。その時の悩み→決意記事です。
最大7クライアントのコンサル+3コラム連載+講座主宰+NPO法人LunchTrip運営+各地へ出張して登壇 などもしていたので、それよりはペースを落としました。
去年からこういったジェンダーのことについてとても興味を持って身近なところから発信してるのですが、第一歩は「そのトピックについて話すこと」。
昨日たまたま、通訳案内士のオンライン集まりがあり、そこでもジェンダーについてお話しした方がいて、終了後もとても盛り上がりました。
まずは身近なパートナーや家族と恥ずかしがらずにこういう議論をして、そこから全てが始まるなと感じてます。
じゃないと、コラムに書いたように思いも寄らぬところでいきなり怒り爆発する人多し。
議論できる、ディスカッションできる相手を増やすところからだなあと感じます。
人任せで「女は困ってるんだ!なんとかしろ!」じゃなくて、出来るところからやっていく。困っている人がいたら周りから助け船を出す。
そんな、「チーム化」が家庭内でも社会でも起こっていきますように。
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