ハロー!天気のいい月曜ですね。
通訳案内士は国家資格。これに対してどのように勉強したか 、実際どうかなど、とってもよく聞かれるのでブログに書くことにしました。
私は2007-2008年にとりました。きゃー大昔!
なので、試験については当時のまま書きます。情報アップデートは各自にてお願いします!
今はメインのお仕事はコミュニティづくりなので、通訳案内業はメインのお仕事にしていません。ちょこちょこと依頼が来た際にだけ行うことはあります。
一次試験は4科目に分かれていました。
- 英語 普通のTOEIC600-700くらいあればOKと感じた。全然難しくなかった
- 歴史 大学受験勉強でOK。重箱の隅系
- 地理 大学受験勉強でOK。重箱の隅系
- 一般常識 勉強したことない
この中で私が勉強したのは最後の一般常識だけ。
ハロー通訳アカデミーという独特な校長がいる通訳案内士資格合格専門の学校に、夏休みの2ヶ月1科目だけ通いました。
なので、学生バイト代でも出せるくらいの2−3万の金額で済みました。
歴史地理は、大学受験の知識、そして中学社会科、高校地理歴史の教員免許の勉強 をしてから時間が経ってなかったので、記憶がフレッシュだった。ラッキーでした。
アカデミーで座ると、周りは40代以上の女性が多かった印象。2−3年学校に通っているという方も多くいました。
ここからはもう一般的な受験勉強法だと思いますが
- 一度過去問を受けてみる
- 自分のレベルが全然遠いのか近いのかを把握
- 自分の中で何が強みか弱みかを把握
- 弱みを補強
- 過去問を解く
そんなことの繰り返しだと思います。大学受験勉強した人ならば大体やったことがあるやーつ。
とにかく実践的じゃない細かい質問が多いですが、これは短期集中で鬼のように一旦おぼえればOK。(実践的には、それよりも歴史の大きい流れを説明できる方がよっぽど大事だというのはこちらで熱く語っています)
二次試験
二次試験はもっと実践的な内容でした。最近の外国人観光者の動向などを知っていれば、簡単でした。
10年ほど前は、当時流行りだしたNISEKOについての質問でした。だからラクショーだった。
日々外国人の友達や同僚をアテンドすることがあったり、彼らの興味が日本とどう違うかを知っていればそこまで難しくないように思います。
試験に関してはここまで。ここからは、よく聞かれるQ&Aです。
資格とって意味があった?
今は、コミュニティづくりのお仕事がメインなので、通訳案内士資格はメインで使っていないです。
ただ、今まで2014年くらいから結構旅のガイドを仕事として請け負っていました。
でも、日々海外ゲストを案内したり、自分がブロガーとしてレポートすることが多いので、旅系の資格としては持っていてすることも多いので、
お給料は?仕事の多さは?
桜の時期から5月、また秋などは1日1.5-3万円 x 5日などで旅行代理店から提示が来ます。
今年も来ました。スケジュール合わずお断りしてしまいました。
自分自身情報アップデートの為にもまたやりたいのですが、1日ほんと休みなく動き回るのと、行き先の知識(歴史、交通、ロジなど)の詰め込みが必要なので大変です。お金をいただいてガイドをするのだから、生半可には受けてはいけないなと思ってます。
全国型VS地域型
私としては全国型よりも、地方限定型の方が活躍しやすいのではないかなと思います。
狭いエリア範囲の方が、上記のような知識も繰り返し話すことで定着するし、安定感もあるから。
正直、初めていった長野の松本城でガイドをしなくてはいけない時は、地元のお城ボランティアの方に頼りたいと思いましたもん。
ただこれは手配する旅行代理店側の都合もあると思うので、なんとも言えないですね。全国型の方がお仕事が来やすいかもしれないし。
業界傾向は?
通訳案内士資格がなくてもお金をとって案内することができるようになったようです。
だから、資格を持っているだけのお得、ということはないかもしれないですね。
参考資料:ちょっと古いけど平成28年の観光庁資料
以上、通訳案内士についてのQ&Aでした!
⬇️これからGWに咲き盛りになる、富士山前の富士芝桜祭りに行ってきた時のこと。
週末、広尾の有栖川公園にて。観光客じゃなくて在住外国人率がとても高く、こはこ日本ということを忘れそうになる公園。
詳しくは通訳案内士やインバウンド観光に関するブログ記事も書いてるので、ぜひ読んでみてね♬