こんにちは、コミュニティコンサルタント NPO法人LunchTrip共同代表の松澤亜美です。
普段は複数企業のコミュニティづくりのアドバイス・実務をしながら、10年間続けているLunchTripを運営しています。
タイトルの通り、この度日経DOORSのアンバサダーに就任しました!
日経の女性媒体が20−30代DOORS+共働き子育てDUAL+輝く40−50代ARIA,の三つに別れたそうで、その中のDoorsです。
少し先の5月から活動開始となります。楽しみ!
(⏫ピンクではなくてオレンジ、女子力という言葉に対抗するイメージにしたとか。日経を読む女性らしい作りになってますね)
書く・読むだけの関係性ではもう足りない
今回のお話を聞いて最初に思ったのは、「お、日経さんもやるんだな」ということ。
日経という日本を代表するビジネスメディアが、「記事を作る側:読む側」だけではなくて、「アンバサダー」というその中間の存在を入れてコミュニティ化させていくところが面白いなと思います。
今回でいうアンバサダーの役割のメインは「記事トピックへの関連ブログ・アンサーブログを書く」ということで、本来の記事を拡散する意味合いが大きいようです。
今までは「書く人:読む人」が大枠の対立構造で、読んだ人からのリアクションというのはハガキ投稿→SNSのコメント機能くらいしかなかったのが、アンバサダーという人たちのアンサーブログ・関連ブログによって、方向性が変わる可能性もあり得るのです。
記事を発信しただけだと、それは何億という情報の砂粒の中のひと粒に過ぎないけれど、何人もが話していることになると、伝わる率は高まるからね。
今後はイベントなども積極的に行っていくそうです。
仕組みを考える側だけじゃなくて、実際に自分が「アンバサダー」になることでまた新たなものが見えると思うので、楽しみです。
あらためて・・・アンバサダーとは
マーケティングにおけるアンバサダーって何を指してるんでしょう。これについては、アンバサダー・コミュニティマネージャー・エバンジェリストの違いについて詳しくは仲良しお兄さん日比谷さんのこちらの説明がわかりやすいです。
*下記は一部抜粋の上読みやすく編集してあります。
*日比谷さんの記事内ではコミュニティマーケティングの説明として私の記事が引用されています。
- >「アンバサダー」は、直訳すると「大使」です。意味としては「熱烈なファン=純粋に企業のブランドや商品を応援する顧客」です。
- >コミュニティマネージャーは、「熱烈なファン」を集め、サービスの良さを発信してもらう手法です。社内から擁立する場合も、社外から見つける場合もあります。
- >企業のエバンジェリストは、伝道師。今までに例のないサービスや技術などについてわかりやすく伝える役割を担った人物のことです。
ここ最近、自社メディアをコミュニティ化したいというお話をいただくこと増えていたのですが、まさに自分自身が、その一部であるアンバサダーとして動いてみることになりました。
過去には東京カレンダーが面白いファン戦略を行なっているという記事も書いたことがありますが、もう「記事を作る人」:「記事を読む人」の二局対峙構造だけではなく、記事を読む人の中でも傾斜付けをしてく時代です。
では、今日はここら辺で。
ごきげんよう!