それは、前にも少し触れたのですが お部屋の撮影!NHKニュース『おはよう日本』でLunchTripの特集のなかで、
主催者、企画者であるわたしの”思い”のインタビューシーンで、部屋での撮影があったのです。
引っ越してきて1ヶ月。
これ、引越した直後のfacebook投稿。
えーーー、、、こんなこと書きながら正直わたし、一ヶ月間カーテンもない状況でした。
レースのカーテンだけはって、ベッドカバーも昔のままでちぐはぐ。。。
一週間前に電話がかかってきたときは、
“いや、わたしホント部屋とかお洒落じゃないし良いです・・・・”というかんじで、
でもディレクターさんに押されてYESといってしまいました。
とはいうものの、まあ本当に困ったら断ってカフェにしよう、の気持ちで考えていました。
いわゆる鷹をくくるってやつね。
”インテリアってさ、高くて一つ一つの決断が重いし、家を想像しながら買うって難しいんだよ”
”不便してないからなー、別に”
とかなんとか言って、興味のなかった私はどこに何のインテリアショップがあるのかも知りませんでした。
でも、前々日焦ってきた。
いや、部屋取材受けるか?断るか?
特急の選択。
とりあえず、見栄っ張りだからその見栄を利用してみよう!!
ということで、断らずに部屋作りをしてみる事にしました。
ディレクターにいわれるがまま、実家に帰り、過去の留学時代の写真たてを持って来て飾る。
インテリア本をいくつか読んでお勉強。
大きくないけれどお洒落な部屋は
-生活感がない→ティッシュとか排除
-花や緑がある
-ライトを何かしら工夫している
-部屋にアートが置いてある
-見せて収納のときも、何かしらまとめる事で統一感を出せる
-素材や色に統一感がある
ということがわかりました。
あと、大事なのはやっぱり妄想力だね。
色々な本やウェブをみて、ピンと来るものを探し出し、それを見せれば店員さんとも話しやすくなる。
私の好きな部屋のイメージはこれ。
明るい布がふんだんに使用されてて、光が入って、でもブリブリすぎずレトロ感もあるの。
こういうレトロカジュアル木目調も、とても落ち着く。これは広尾にあるカフェ。
“素材や色に統一感を出せばいいのだ”と分かって気が楽になった。
というわけで撮影3日前、急激にベッドカバー、ライト、棚を購入。
組み立てたのは棚は前日。
ポスターは、前回書いたあれがほしかったけれど日本に売ってない・・・
そして迎えた当日。
買ったはいいけれど、何も設置してない。。
朝から狭い部屋の中、一人でキャーキャー騒ぐ。
やばい。どうしよう!!!
花は間に合わない。
ポスターはない。
カーテンはつけてみたら意外と気に入らない。
そこで、
急激に思いつきでクッションカバーを作る。(我ながら火事場の馬鹿力、しかし適当。)
とりあえず、習った通りアクセはパールネックレスの中にひとまとめに置く。
生活感を消す為にベッド周りのリモコンやボディクリームは篭バックに入れる。
また、ティッシュケースを買ってくる時間もないのでスカーフで自作。
ん、、、気づいたら携帯がない!てんパリすぎて、携帯を部屋の中で見失なった!!。
ひっくり返しても出てこないし、鳴らすものがないし焦る焦る。
下を覗くとロケ車がマンションの近くを通り過ぎるのが見える。
!!!
絶体絶命!
ぎゃーやばい!!!
急いで下におりてでもかける電話もないしオロオロしていると、
近所の友達発見!!!!!
平日の夕方でしたが、早退してきたとのこと。
ああ、神よ!女神よ!天使よーーーーーーーーーーーーーー!!!!
急いで事情を話して借り、電話をかける。
というわけでここからは普通の撮影でしたw
はりぼてルームも公開です!
理想に対してはゼンッぜんモノ足りないけど、一日で飾り付けたにしてはどうにかなった(甘い)。
カーテンは買ったのですが結局気に入らず、数年前買った透け感のある布を使って自作しました。
これ、実は2010年に初めて水彩個展を行った際の天井装飾に使った布なのです。
現在ロンドン在住、当時日本にいた仲良しのキョメコが、
「天井に虹をかけたい!!」というわたしの無謀な願いを叶えてくれた、あの魔法の布。
2011年個展 ”over the rainbow”の様子 |
そしていよいよ放送当日5/16 7:45k。
実際映ったシーンは、こちら。
え、、、、
部屋、全く映ってないやん。(笑)(そしてこの顔うつり、嫌!)
良かったような、なんだかっていうような。
ほっとしたような、なんだったんだ、ていうような。
でも、確実にお部屋作りのきっかけを与えてくれた。
朝、目が覚めて窓をみるとこんなかんじ。ここは結構気に入ってます。
まだまだ改善したいところだらけですが、とりあえずインテリアに前向きにはなった。
見栄っ張り万歳!!