2泊3日で北海道帯広へいき、コミュニティーマーケティングに関する講演をしてきました。
↓なぜか自己紹介で爆笑しているw
コミュニティとはなにか、コミュニティのタイプ、理論的な考え方、実際どのように設計・運営していくかのコツなどをお話しました。事例としてLunch Tripやピンタレストの話もしました。
最初は怪訝な顔をしていた年配の方も、「おおワシも、結構属してだわ、コミュニティ。若い人にどうやったら活発にしてもらえるかな」と話してるのを聞いてとてもうれしく思いました。
1番反応があったのは、どんなコミュニティも目指すところは似ていると言う話。このブログにも、一度書きました。
今回お伺いしたのは「とかち更別 熱中小学校」という、役場の始めた社会人向けのビジネスや英語や社会の勉強。基本的には地元の名士、またはわたしのような少し変わった新しいことをしている人を先生として迎える面白いコミュニティです。
二週間に一度、80-100名くらいが集まるとのこと。それこそすごい熱気!
40代ー60代の男性が多く見えましたが、中には高校生の女の子もいました。
7歳のときの熱心さを大人になっても永遠に持つように、ということでこのネーミングだそうです。
PHOTO CREDIT: Samuel Lee
わたしの他には、地元英語学校校長と、V字回復で有名になり、ミュージカルにもなった十勝バスの社長が登壇されてました。お二人とも流れるような話術がとてもお上手で、内容も感動しちゃった。
3にんの登壇が終わったら、参加者のみなさんと、地元の美味しい食材でBBQ。朝撃った鹿さんが裁かれて出てくる。ピザを小麦もチーズも自分たちで作りました、と出てくる北海道のBBQ、さすがレベル高いです!
ちなみにお昼の1時に講師陣が村長さんたちとランチを食べるのに集まり、私たちがBBQから離れたのは8時ごろです。東京で講演会があっても3時間も時を過ごしたら長い方かと思うので、結構驚きました。
それだけこのコミュニティを皆が「とんがった人が多くいる。特別。」と思ってる証拠。ぜひ今後も長く活動を続けててってほしいなと思っています。
長くいたおかげで、いろんな方とお話ができました。
地方では、県外からきた多くの方が孤立する。その人たちを繋げたいと思っていて、でもどうしたらいいかわからなかった。だから絶好のタイミングで話が聞けた!と言ってくれた方もいました。
実は、コミュニティマネージャーとして独立という話をしてから、想定していたITスタートアップや、リアルな場を持つ会社さんだけではなく、地方自治体の方にもお声掛けをしていただきます。
考えてみれば、多くの地方で人口流出が止まらない中、一過性のPRで終わらず、コミュニティを作り、継続的に運営していくことで、地域活性化に繋がる。
60代もFacebook やTwitterも使いこなす時代。直接会うコミュニティの場作りと、オンラインのコミュニティを両方を設計していくことが、流出だけでなく、新たに県外から来た人たちを定着化させ活発にさせるには欠かせないな、と今回改めて思いました。
北海道といえば、食。3日弱、美味しいものを食べ過ぎて少し太っちゃった。
講演が始まる前にいただいたお弁当。全ての食材が地元の更別村から取れてるとのこと。すごい!
農場でピクニック。地元の有名なパン屋で買い物をしました。
帯広といえば豚丼。地元の方々のおすすめで「レストハウスかしわ」へ。美味しかった!私が豚になりそうだわ。
明日は6時おきでシンガポールへ向かいます。おやすみなさい!