4月の旅。スイスでの仕事が終わったあとは、レイルヨーロッパのご協力により、EURO PASSチケットを使ってポルトガル、スペイン、フランス、スイスへと鉄道旅をしてきました。
前回の記事「EU Rail Passを使って欧州鉄道周遊の旅!Travel Europe on train」 では、鉄道旅の良さ、チケットの種類、ルート、予約、当日到着時間などについて書きました。
今回は、沢山乗ったので、少しでも次乗る人の役に立ちますように、わかったコツをかきます!
使える乗換案内アプリはこちら!
分厚い時刻表を見るなんて昔の話。かといってレイルヨーロッパのサイトも、正直少し見づらいんです。
そこでお勧めは、SBB MOBILE というアプリ!Android version, iphone version
これ、スイスの高速鉄道SBBが作ってるんだけれど、欧州全土の把握してて、時間も一度も間違ってなくて、オフラインでも使えて、もうさすが正確性の国、スイスだわ。
しかも、これに乗ろうかな、というスケジュールをアプリ内にも保存できる上、カレンダーにも書き出しできる。
スイスの電車だけでなく欧州鉄道全部を網羅してるので、日本で言う「乗換案内」として使うにはスイスいかなくても電車に乗るに人はお勧めアプリです。(購入は、スイス国内線に限られるようです)
1等と2等、どっちがいい?
ヨーロッパの鉄道で言う1等と2等の違いは、飛行機でいうビジネスクラスとエコノミーの違いというよりは、グリーン車か普通車かのちがいです。
今回は1等も乗れるチケットでしたので1等にも乗りました。
ポルトガルの中や、フランスからスイス、スイス国内も1等。
横幅にたいして1:2で3列という物が多いです。↓のように、一人席もあります。2等にも乗ったけれど、綺麗だし静かだし何も問題なかったよ。
安全?
基本的に、安全。
変な人、うるさすぎる人など一人も合いませんでした。みな、PC広げているか、寝てるか、本読んでるか。
また、全ての国で列車に乗る前に荷物チェックがあります。新幹線でもないのに、飛行機みたい。
というのも、2004年、スペインの首都マドリードでテロがあったことを覚えていますでしょうか。あれは、このスペイン最大の駅、マドリードアトーチャ駅でおこったのです。それ以降、欧州全体で荷物チェックはかなり厳しくなってます。
写真:朝の光を浴びる、スペイン最大の駅、MADRID ATOCHA駅。
ただ安全とは言いつつ、安心しきっていたスイスで、同行者がスーツケース盗難に遭いました。。。!
スーツケース置き場に置くこと自体は全く珍しいことではなかったので、これはショックでした。
だから、混んでいない限り荷物はできるだけ目に見えるところに置いて、鍵はかけていた方がいいね。
wifi・電源は?
・スペインAVE:セビージャとマドリードの間のみ快適に使用可能。(チケットオフィスの人もその区間だけwifiありといってました)。電源はあったりなかったり。
・ポルトガル:Wifi一応あるけどほぼ使えない。電源はあり
・スイスSBB、フランスSVCF:両方無し
*わたしの経験です。最新型の電車にあたればあるかもしれません!
(スペインの列車では、イヤフォンが配られ、ドラマ放送もみれます。もちろんスペイン語だけど)
やっぱり遅れる?
これは、国によるみたいですw
・ポルトガル~途中までは順調だけれど最終的に到着10分ほど遅れた
・スペインAVE~時間通り!!30分以上遅れると返金!AVEすごい。
・フランス これ、いま電車で元の記事かいてたのですが、絶賛おく中にかいておりましたw なんか進まないな途中「テクニカル問題で遅れます。ここ田舎過ぎてネットが繋がらないので少々お待ち下さい」とアナウンスがはいり、1等の皆さん笑ってたw さすが余裕のフランス人。
・スイス 絶対オンタイム!遅れ過ぎで怖いくらい。
ちなみに発車時間が遅れることは一度もありませんでした。
やはり高速列車となると普段のよりもしっかりしてるなーという感覚。
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というわけで、全く電車に興味がなかった私が、少し詳しくなりました。
細かい計画をするのが苦手なこんなわたしでも旅できるくらいだから、難しくないよ。
確かに飛行機で行けば2時間、3時間ですぐに着いてしまうんだけれど、それをあえて時間かけていく贅沢、ぜひ試してみてください。