こんにちは。9月ですね、といってもまだまだ暑いですね。
第二子、8月頭に無事に出産できました!
毎日「新生児ってこんなに小さいんだっけ」「こんなに動かないんだっけ」と驚きつつ、頻繁な授乳とおむつ替え以外はなんだか時間がゆっくり静かに動いているように感じて、ほわわーんとしたトロける時間を過ごしております。
出産自体は、SNSにも書いたように「長くて辛い妊娠のご褒美」と感じるほど、楽しい出産でした。
計画無痛出産で、最初は赤ちゃんの位置が高かったので、ベビ降りてくるまで、夫とゆっくり。数年先までの話もしました。
とはいえ短い時間ですが「痛!」と感じるタイミングもありまして。実際どんな流れだったかを詳細にレポしていこうと思います。
特にこれから出産の方、特に計画出産の方、無痛分娩の方、愛育病院で産む方に参考になると思います。かなり詳細なので(笑)、太字のところだけでも読むと大体の流れがわかるかなと。
お産ストーリーは一人ひとり違いますが「こんな流れで出産するんだー、こんなことに時間かかるんだー」くらいに理解してもらえたら幸いです!
8月初旬、計画出産の朝。
5:30 起床してすぐ食べ、長女が起きる前にギリ出発!この日はタクシーで遅れるのが怖いので、予約した特急で。
7:40 病院到着し、夜間入口から通される。
7:50 なんと、LDR(分娩室)が満室なので待機室で待つように言われる。出産が重なったみたい。待機室にて、NST(ノンストレステスト)で赤ちゃんの胎動とお腹の張りを確認。
* 計画出産の場合、「お腹の張り(≒陣痛)の頻度x子宮口の開きx赤ちゃんの位置」の少なくとも3要素が揃わないと、出産には遠いそう。
8:30 医師診察で、子宮口3センチ開いており柔らかいといわれる。助産師のアドバイスで朝食をもう一度食べる。
* 2年前の出産の時、「麻酔の2時間前までに食べ終わるべき」というルールを知らずに大後悔したので、今回は食事時間に気をつけていました。が、今から誘発剤を入れても、麻酔に至るまでには時間がかかりそうとのことでこの時点でまた食べることに。パッと食べられてエネルギーになるゼリー、おにぎりなどの食べ物を沢山持ってて正解!
9:30 待機室からLDR移動と言われる(が、結局移動は10時半)
10:40 助産師さんアドバイスで、ここから2時間陣痛はまずないとのことで、さらに食べる。「食べたほうが赤ちゃんを産むパワーになるから!」とのこと。
10:55 陣痛誘発剤はじまる 12mlから
11:35 誘発剤倍に 24ml お腹のハリが多くなる とはいえまだ余裕があるので、夫と映画を見始める。
午後12:20 夫、お昼に行く。
* お産が長引くことを考え、私の夜食もこの時に買ってきてもらってよかった!ヨガボールに乗ってバウンスし、赤ちゃんの位置が下がるのを待つ。
13:30 陣痛が来ないので余裕の時間
* 夫と4人家族になった後いつどの国に住む、家を買うか、など話し合う。久しぶりの2人ゆっくり話し合う時間が分娩室って笑える。けど、バタバタする前に話し合えてよかった!
14:30お産が進むアロマ嗅ぎながら足湯する→これが効く!
15:00 やっと陣痛強まってくる ふー〜っと自然に吐く感じ。麻酔の準備始まる。
15:43 麻酔入れ始め! 背中にヒヤッとしたものが流れ、その後足がひんやりゾワっとする感覚。また副作用で身体中が少し痒い。
16:00 医師診察で、子宮口5センチに開いてるが、まだ赤ちゃんの位置が高いと言われる😭
16:15助産師さんから「まだまだそうだから一度食べて6時くらいにまた麻酔入れる方がいいかも?」「出産は夜中か翌朝になるかも」と言われてショック😣 ちょい風邪の長女と実母が家で待ってるので、できれば今日中に産んで夫だけでも帰宅したい所・・・
麻酔の副作用で頭痛。麻酔の副作用は人による!高熱が出る人もいるそう。私は37度くらいまで上がった。
17:00なんと、2年前に長女を取り上げてくれた助産師さん登場!
仕組まれたものではなく、偶然。こんな大きい病院内で心強い、嬉しい奇跡。
17:30 陣痛の間隔が変わらないので促進剤追加して84mlに。 少し頭痛。
17:50 アロマつけてもらうが、頭痛。
18:15 陣痛2-4分間隔に。頭痛かつ、眠気で眠る。
📝眠さも麻酔の副作用。前回の麻酔後も寝ました。
19:20助産師さんに、間隔が2分以下に狭まらないからもしかしたら一度待機室に退散になるかも、と言われる
19:25 医師診察。子宮口は変わらず5センチ、でも赤ちゃんの位置は下がってきてる!
先生は手をグリグリと入れて位置を確認。そして少しずつ陣痛は来てるから、このグリグリの刺激でどうなるか確認。
このまま促進剤を追加し、陣痛を見て、そして破水させることに!
📝ある程度陣痛がある方が、一気に産むことができるらしい・なので、少しの痛みはあっても産むことを優先へ!すでに麻酔入れてるから怖くない。
19:10 陣痛2分以下間隔になったので、破水させる!
先生がハサミみたいなものを持っていたので、それをお股に入れるの・・・マジ・・・?と思ったけれど、実際は全く痛くなかった。
ベテラン風な女性先生が、「破水、多分したかな?」といってるのを見て少し不安になったけど、実際に破水した様子で、ここから一気に陣痛が強まる。
20:30くらい、だんだん下腹部が痛くなる。これは本陣痛だ!一度麻酔を軽く入れるが、それでは足りないほどの陣痛。フーフーを10回いう。
腰あたりが痛くなってきたので助産師さんに押さえてもらうと、確かに腰の骨が下に動いてますね!赤ちゃんが押しています!といわれる。
ちなみにフーフーいうほどの陣痛とはいえ、2年前の本当の陣痛(といっても、まだ子宮口5cmで序の口だった)と比べたら麻酔の分楽勝。2年前はこんなもんじゃなかった。早く麻酔入れてーーーーと叫んでたもん。今回は、2分毎に来る波の時だけ「うぐぐぐぐぐぐぐ」という感じ。一番痛くても前回の6割減。
20:47 ここから加速。麻酔さらに追加!!
「もう麻酔が効く10分待つより、今産んじゃったほうが早いかも!どうしますか?」と言われるが、無痛分娩だといろんな状況が冷静に見れるので、5分待つことにする。
すると5分経った頃麻酔が効いて、フーフーを言わなくても良くなってきた。冷静に周りが見れる。
先生達や助産師さんがバタバタと6人くらい集まってくる。バースプランに書いた通り、先生たちはポジティブな応援の言葉をたくさんかけてくれた。「いいよーうまいよー!後少しー!」と
お股に光を当てられながら、なんか体育祭の掛け声のようだな、と思いつつ、ああ本当に生まれるんだ!と実感する。
「頭を前に倒し、お尻に力を入れて、便を出すようにいきんでー!」「もう頭見えてるよー!」とは体育祭では言われなかったけど。これでいいのかな?と思いながら、ふんぬ!!!とお尻に力を入れる。
21:37 うまれた!!かわいい声!!
長女に似てる!でもまだ目が一重だからそこは私に似てる?
なんだかすごくピースフル、落ち着いてて、平和のために生まれてきたような・・・🕊️
かわいくて生まれて本当に蕩ける。赤ちゃんが体を拭かれるのを見ながら夫とあーだこーだ話してる間に、会陰切開1-2cm をされている(痛みはなし)。
そしてカンガルーケアで赤ちゃんがおなかにくる。
ああ、やっとうまれんたんだな、無事に生まれて良かった。
おっぱいをはじめて吸い、夫も抱っこして、写真を撮る。
11:00前 夫が分娩室を出発
胎盤を見せてもらう!600g、赤くておどろおどろしいけど「綺麗な胎盤ですね、うまくはがれた膜がこれです」と言われる。 でも、無数の血管が集まって、娘に酸素や栄養分や水分を渡し、娘から老廃物を受け渡されていた場所だと思うと、ありがとうと思える。(胎盤についてはこちらがわかりやすく詳しいよ)
22:55 体拭いてもらう、着替える
23:30夫に昼に買っておいてもらった食事を食べ始める
日付変わり000 入院病棟へ移動へ! この時、麻酔がもう切れたと思ったら足に力が入らずに立てず、ガクッとなってびっくり。車椅子へお部屋へ向かいました・
0:20 助産師さんたちと挨拶、説明の後寝る
と思いきや!入院1日目は翌朝じゃなくてこの瞬間にもう始まるんです。この時から細切れ睡眠の始まり!笑
次の看護師さんや医師との予定は夜中の1時、そして4時。
そう、これが新生児育児の始まりなのです。笑
愛育病院の産後入院ブログn
というわけで、前回とはだいぶ違う形で細かいバースストーリーをお伝えしました。
前回は死産の後ということでもっと緊張もしていたけど、今回の出産は楽しかった。
そして、夜中1時や4時と言われた時も、「ま、そうだよね!」と思える余裕がありました。
流れを知ってると余裕を少し感じると思うので、ぜひ今後出産の方に役立てたらなと思います。とは言え緊張するよね。頑張れー!!