出産後すぐに、実母に「授乳はスポーツよ」といわれた。
最初は聞いてもピンとは来なかったが、たしかにそうだ。授乳は結構疲れるし、体力勝負。
よく考えたら当たり前か、血液をとられてるんだから。
娘は3ヶ月になった時点で200ml/10分を1日7-8回、多いときで10回飲んでいたので、それが1時間超えとなると、かなりの水分が自分の中からなくなることになる。
毎回200-300カロリーくらい取られるらしい。
なので10回授乳してたら1日3000Cal消費ってことだ。
部活かよ、てくらい疲れるわけだ。
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そしてものすごくお腹が空く。
私はもともとよく食べるけれど、いまは朝5時から夜寝る直前まで、冷蔵庫を開けてはなにかを食べてる。キッチンで立って食べることも(お行儀悪い!)。
まあこれも、身体の血を毎日2−3kg以上多く作って渡してるから当たり前か。
だから太らない。母乳育児ダイエット。
このいくら食べてもお腹がすぐ減る感覚も、高校の部活生活を思い出す。
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おっぱいについては、産んで初めて母乳工場としての機能を実感した。
赤ちゃんが生まれたその日に誰も号令を出してるわけじゃないのにもうたくさん作り始めて、
産院では、過去イチの逸材といわれ、区の母乳相談では100人に一人と言われる量を生産し始めた。(おい、こんなところで逸材発揮しなくていいw、と本気でおっぱいに突っ込みたかったw)
ただこの工場、産後数日は需要がわからないうちに作りすぎてしまい、熱く重く張ってしまい私を大変困らせた。
今ではもう、需要に合わせた供給をしてくれるようになった。
人によっては、赤ちゃんが泣く声を聞くだけでおっぱいが反応して母乳を作り出すらしい。
産前は、夜中夫に子供を任せられるから人工母乳(ミルク)も両方がいいなあと思ってたけれど、供給多めの工場につき、今の所完全に母乳育児をしている。
この子の体の発達がわたしの母乳で全部育ってると思うとなんだか責任感じるし、単純にすごい。
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母乳育児については、他の国のインフルエンサーの投稿などをみると、常識が違いおもしろい。
アメリカも、イスラエルも「9ヶ月でも長い」そうだ。日本だともっと長いのでは。
WHOとしては2歳までは母乳を上げることを推奨しているらしい
たしかに何もしなくても子供の免疫力が最高にあがるエナジードリンク、活用しない手はない。
アメリカもイギリスもイスラエルも、日本のような長い育児休暇はなく職場復帰が早いことも関係している。
日本も、職場復帰のタイミングの1歳位まで上げるという人が多いようだ
1歳超えてもおっぱいあげているひとにプレッシャーを感じさせないで、という投稿だったり、
授乳する姿は隠さなくても良い、堂々と人前で授乳しよう、という投稿が多くあり、日本との違いを感じる。
とはいえ、基本的にあげるものも、方法も一緒。
おとなになったら文化も言語も食べ物も変わり戦争したりするけれど、
世界中でこうやって人類は同じものを飲んで始まると思うと、なんだかすごい。
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さらに、最近0才児向けの絵本で「おっぱいおっぱい」という本を読んでたら
母乳をあげている他の動物にもシンパシーを感じるようになってしまった。笑
くじらも、くまも、さるも、人間も、おんなじ。
我々は哺乳類である、と感じざるを得ない。
おっぱいをあげることで、人類どころか哺乳類へも愛を感じるとは、なかなか偉大な存在だ。
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このトピックを書こうと思ったのは、9月の後半、1.5-2時間に一度、30分以上ずつの授乳でヘロヘロに疲れていたから。
それまで平均して3-4時間に一度、10−20分の授乳だったのに、2時間に一度30分。
毎回30分てわけではないけど、基本授乳長い方だ。時には68分…ということも。
大学の授業かよ。と突っ込みながらも、授乳は欲しがったときに欲しがっただけ、と聞いていたので飲ませていた。
授乳間隔の90分の間にもゲップ、うんちがあり、もちろん家事や仕事や食事、睡眠など、私の生活も回さなくてはいけなくて、きつかった。げっそりした、と言われた。
まあ、赤ちゃんが一気に成長するときにこういうことが起こるらしい。
今週はまた落ち着いて、基本は10−20分。でも昨日はまた50分くらいごくごく飲んでたな。。
先週はそんなわけで授乳関連のことをインスタストーリーで聞きまして
紹介しきれないほど色んな人の事例をいただきました。
載せきれてなくて申し訳ないけど、書いてくれた方ありがとうございます!