こんにちは、コミュニティコンサルタント・NPO法人LunchTrip共同代表 松澤亜美です。
最近、LunchTripでも、Facebookをはじめとしたコミュニティマーケティグのお仕事でも、コミュニティリーダー/メンバーへの1on1というのをやっています。
結構、企業の人たちって1on1やったことがない人が多くて驚くのだけれど、まあ、呼び方が違うだけで「面談」と呼ばれているのかな。
私のイメージでは、1on1の方が「全体像を話す。将来に向かってやりたい方向ができているかチェック」の要素が大きいと思っています。
対象はメンバーのこともあれば、コミュニティをまとめてる立場の人のことも。
例えばLunchTripではこんなヒアリングをしています。
現状
- Highlight(今までうまくいってること、やっててよかったこと)
- Lowlihght(今までうまくいってないこと・課題)
- 本業の内容や状況について
未来
- LunchTripでこれから実現したいこと、やりたいこと、チャレンジしたいこと
- 今後のキャリアについて考えていること
逆に質問あればドンドン
そして、ファウンダーからも今後起こることをブリーフィングしたりします。
で、LunchTripにしても。FBにしても、コンサル先にしても、
特にコミュニティリーダーという立場となると、1)オペレーショナル(仕事・実務的な)サポート 2)メンタル(心理的)サポート両方が必要なことが多いことがよくわかった。
結局それは卵が先か鶏が先かで、実務が大変だから孤独に感じたり、逆に孤独に感じるから実務がほんとは楽にできるものでも大変に感じたりする。
1)仕事・実務のサポート についてもいくつかのパターンがあります。
- 単に会社のことや必要なリソースを知らない
- スキルが足りない
- 長期的なプランがわかっていなくて答えられない
2)心理的サポート は本当に見逃されがち。
どんなビジネスでも、人をまとめるマネージャーはある程度孤独があるかと思いますが、コミュニティマネージャーやリーダーは、「感情労働」が多いため、その孤独を言う相手がいなかったりします。
営利企業でも「このサービスが好きでやってる」ことが多いし、日々対する人もそのサービスを愛するユーザーだったりする。LunchTripのような非営利ならなおさら、自分の好奇心探求や自分が目指す社会への貢献のためにやってるから、心理的負担の部分をうまく吐き出さない人が多い。そして、行き詰まってしまう。
だから、もしあなたがコミュニティマネージャーで、「なんかどん詰まってる!」と思うときは、自分は仕事面でのサポートが必要なのか、それとも心理的なサポートが必要なのか見つめてみると良いと思います。
それを整理してから上司にいかないと、1)部分で解決されることになりがち。
このメンタルサポート、またメンタルヘルスについては、かなり注目されている分野なので別でも書いてみたいな。
コミュニティマネージャーを部下にもつ肩がもしこれを読んでいたら、ぜひ2)の心理的なサポートの部分も意識して聞いてあげてもらえると嬉しいです。
以上となります。
久々に仕事っぽいブログを書きました。笑
今、コンサル案件を新たにはお受けしていないのですが、もし何かございましたらこちらご確認の上ご連絡いただけますと幸いです。