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海外のアラサー女性に話紀行シリーズ、今回はモロッコ編。
エッサウィラでは、日本人女性はるみさんに案内してもらいました。大学の先輩かつLunchTrip 元クルーとして活躍してくれていた彼女は、エッサウィラの花屋さんをヘルプしながら半年弱の滞在中。今回のモロッコ旅は、彼女が色々と調べてくれて情報をサポートしてくれたから実現できました。
はるみさんに、モロッコ人のお友達とあってお話したい!というと、「あまり普通のモロッコ人は外国人に興味を持ってくれないが、全く普通のモロッコ人ぽくないけど面白い子ならいる」といって紹介してくれたのが、Widi(ウィディ).
ちなみに、現地のイスラムの女性に話を聞けることって、とても珍しいことみたい。はるみちゃんも4カ月いるけれどモロッコ人女性のお友達はなかなか外国人に興味を持ってくれないから深い会話をする関係になるのは難しいと話していました。
今回は、2時間ほど一緒に街を一緒にぐるぐる練り歩いた後、はるみさんのお気に入りのモロッコ料理店に入り、じっくりお話を聞きました。
↓ウィディとはるみさん
個人の自由になってきたとはいえ、ヒジャブで髪を隠したり、大人しく話したり、脚を見せないのが大方のモロッコ女性。そんな中、5日前に染めたというピンク色の髪をなびかせ、ミニスカート、ジョークをバンバン飛ばす、すんごく魅力的な女性でした。なので、街でもかなり目立ってました。
街を練り歩き、夕飯ははるみちゃんおすすめのモロッコ料理店へ。そこでたくさんモロッコ人の生活や価値観について聞くことができました。
ウィディはインテリアデザイナー。イギリス人の旦那さんと可愛い1歳の息子と3人暮らし。モロッコの大都市、マラケシュで生まれました。なので、出自は一般的なモロッコ人なのですが、英語を流暢に話しイギリス人と結婚しているので、かなりリベラルな価値観を持っていました。
モロッコ人の結婚可能な年齢は、地域によるが12歳前後とのこと。
男性の親が歳取ってきたときに、次の家事戦力としての嫁が必要となり、結婚ということが多いそうです。
ちなみに一夫多妻制。実際女の方が「他に女を作るなんていやだ」ということで、数は減っているそう。また、離婚はどんどん増えているそうです。
学校で学ぶことは男女変わらなく、女性はは頭いいのに仕事で活躍する場がなく、昔から制度によって優遇されないことが多い。
だから、モロッコ内で自分の能力が認められないと思う女性は「海外へ行きたい」と思ってしまう。
でもウィディは、「モロッコから海外へ出稼ぎするのは簡単だけどそれだと全然モロッコが変わらない」といいます。「だから私はここに残ってこの国を変えて行く」と。
その言葉を聞いて、ピンク色の髪と彼女の奔放な行動が結びつきました。女性だって自由に振舞っていい、ということを彼女は体現しようとしてるんじゃないかな。
⏬ウィディ
タジン鍋 ラム。。
クスクス、ラム。美味しい!
前菜はなす、トマトでした。
エビの炒め物
カーテン内のインテリアがまた本当可愛い!
私たちが食べたタジン鍋やクスクスは信じられないくらい美味しくて、ウィディは旦那さんと息子のためにテイクアウトして帰りました。その時点で夜中11じ。
昔ながらのモロッコの良さを保ちながら、すきなことをすきな服着て行なえるモロッコ女性が増えることを祈って。私たちはすぐに眠りにつきました。
明日は、ラクダに乗った海辺について書きます。