今年の目標のひとつは、古いのも新しいのも含め、映画をもっと見ること。
2月は、全く正反対の映画を二つ見ました。
一つ目は、LA LA LAND(ララランド)。
試写会のチケットをいただき、いってきました。 アカデミー賞最多14ノミネートというのが話題になっていましたが、私は実は最初あまり入れ込めず。
なんでそんな評価されてるんだろう、くらいに思っていました。
結構ストーリーが単純化されているのもあって、半分くらいまでは、特に陶酔したわけでも、ドキドキハラハラしたわけでも、なかった。
あんまりファッションが面白いわけでもなかったし、途中まではよくあるアメリカンドリームな映画だと思ったから。
けどミュージカルだけあって音楽がすごくよかったし、最後のバーに行くシーンで、一気に涙がぶわっと出ました。あとは、見てのお楽しみ。
夢を追いかける、というのがテーマのこの映画の舞台は、ロサンゼルス。
明るい空と青い空。春なのにもうプールパーティとかしちゃってて。美人とイケメンがたくさんいる。
これ、ほんとにわたしも経験したロサンゼルスそのものだった。
あの大都会には、こうやって「女優として成功したい」「ジャズバー開きたい」という明白な夢を持ってる人がアメリカ中から集まってきている。
ただ、現実世界、東京で生活していると、そんなわかりやすい夢をもったひとばかりじゃない。 とはいえ。 一人一人、女優というほどの夢じゃなくても、胸張っていえなくても、「こんな風にくらしたい」「こんな仕事したい」という理想がある。
改めて、わたしはいま、それに向かってるのかな?そして、夢をもったひとを、応援できてるのかな? そんな風に自問しながら、見ていました。
見たひとの意見、聞きたいな。
This year I will watch more movies, either new or old. 2 weeks ago, I saw the preview of La la land-
To be honest I did not like it too much at first , but I was in tears at the end.
Not only it is such a beautiful movie with music and scenery, I like the story of making your dream come true. It made me wonder if I am go for my dream, or if I am helping my loving ones to go for it.
二つ目は、「海は燃えている」。イタリアのドキュメンタリーです。
「ランペドゥーサ島――アフリカ大陸にもっとも近いイタリア最南端の小さな島。12歳の少年サムエレが生まれたこの島には、彼が知らないもうひとつの顔がある。それは、アフリカや中東から命がけで地中海を私、ヨーロッパを目指す多くの難民・移民の玄関口としての顔―。」
実は2015年夏、わたしこのイタリア・ランペデューサ島に母と訪れております。
JTBのキャンペーンで当選した旅行だったので、ほとんど観光しかしてませんでした。
見晴らしの良い景色の場所にいったときに、ちらっと添乗員さんがいいました。「ここは、難民が最も多く流れ着く島なんだ」と。 島で一週間過ごしただけでは、難民の姿は全くもって見えなかった。
だから、この映画で言ってることって本当だと思う。 ある日常を過ごしていると、その裏で起こっているものすごいドラマチックなことって、みえない。
ハリウッド映画を見たばかりの身としては、この登場人物たちの人生はどこで交差するんだろう、て期待してしまうけれど、そこはドキュメンタリー。
少し政治的な内容かと思いきや、それこそ日本であまり政治の話をしないひとにも、見やすくなってる。
この監督が1年半島に移り住んだだけあって、日常の中の美しさと残酷さを表してる映画だなと思いました。
そういえば難民に関するトピックって、日本の人とランチトリップ以外あんまりしたことがない。
これも、ララランドと全く違う美しさがあるので、ぜひお友達の皆さんにみて欲しいです。
The other movie I watched was Fire at sea,
Situated 150 miles south of Sicily, Lampedusa has hit headlines as the first port of call for hundreds of thousands of African and Middle Eastern refugees hoping to make a new life in Europe. After spending months living on the island and engaging with its inhabitants, Rosi accumulated an incredible array of footage, portraying the history, culture and daily lives of the islanders. Focusing on 12-year-old Samuele, as he explores the land and attempts to gain mastery of the sea, the film slowly builds a breathtakingly naturalistic portrait of the Lampedusan people and the events that surround them.
My mom and I went to the Lampedusa 1.5 years ago. When we were traveling, until the time we were at cliff and our guide told us, we had no idea it was the island where lots of refugees arrive. I did not see any of them. This movie contains some politics problem, but it shows how life in Lampedusa is so quiet and nice on one hand, and how hard it could be to arrive there in the other hand. It is not like something easily to compare. And this is all documentary, which makes it even real. Nobody is acting anything. I hope my Japanese friends to see this and talk about it. Besides my activity LunchTrip, I don’t talk about this refugee problems at all.