前回は尾道TRIPをレポートしましたが、夜から岡山、倉敷へ。
実は今回こちらがメインでした。ただ、台風が来るかもしれないので、晴れていなくてはお散歩を楽しめないであろう尾道を先に行く判断をしたのです。
晴れの国岡山の晴れを楽しめないのは少し残念でしたが、尾道は急な坂道や階段を歩くのに対して倉敷は基本的に平地。また、雨のしっとり感はそれはそれで美しい。昔、雨が降ってる方が美しい写真が撮れるという人がいたことを思い出しました。
今回、国内のどこへ行こうか、となった時、倉敷を押したのは私でした。新人研修で2週間滞在したことがあり、すごく素敵な土地だと思ったのです。
基本的に新しい土地を発見したく、あんまり同じ場所への旅行を繰り返すことはない私が、もう一度同じ場所に行くくらい、お気に入り。
好きな理由1: 風情のある景色 Reason1 :SCENERY
まるで侍映画に飛び込んだんじゃないかと思うような美観地区の景色。雨だってご機嫌になっちゃう綺麗な風景でした。(ウキウキしすぎですみません)
電線や看板が一切排除されているのは、規制と、それに対応する住民の方の努力があるから。瓦屋根からは隙間風も入るでしょうが、これをキープされてるのはすごいことです。
こちらは、この倉敷の地主であり、クラボウ・クラレの紡績工場で倉敷を盛り上げた大原家。この大原家がなかったら、倉敷はここまで美しくなっていなかったかもしれません。
ウキウキしすぎてしまうw
ただ、伝統的なものばかりじゃないんです。アイビースクエアという、綺麗な蔦でできた建物があるんです。一部美術館、一部ホテルなどになっています。G7教育会議もここで行われたとか。
映画やドラマにもよく使われるというのも納得ですね。朝ドラ「マッサン」に出てきたアイルランドも、ここ倉敷のアイビースクエアだったんだって!見てたので、テンションが上がりました。
夜も素敵なんです。
水に映る古い建物が、震えるほど美しい。
今回はカメラを忘れてスマホでの撮影ですが、この美しさ。
好きな理由2 :大原美術館。特に、児嶋虎次郎の絵 Reason2:MUSEUM
おそらく社会人になって初めて、「この美術館好きだ」と思ったのが、ここだと思います。児島虎次郎の描く「和服を着るベルギーの少女」に圧倒され、ポストカードを購入。それを、部屋のいつも見えるところに飾っていました。
それから何年かして私は水彩を習い始め、その後数年休みますがまた再開します。そう思うと、この絵が影響してるのかな?
それにしても、この建物は、先日ローマで行ったパルテノンとそっくり!
好きな理由3: ままかりとその他の食べ物 Reason3 :FOODS!!
ままかりを食べるために2軒はしごしました。まんまを借りるほどに美味しいと言われるサッパ・ニシンの酢の物、ままかり。そうそう、あの頃よく食べた。匂いを嗅ぐと、新人でわけもわからない頃の気持ちを思い出して、少し懐かしい気持ちになったりして。あの頃の先輩、同期、上司、元気かな。
1軒目は、創味魚菜 いわ倉。
ままかりって、生のを酢漬けにするだけじゃなく、焼いたものの酢漬けもあるんですね。ここでは、岡山名物の黄ニラもいただきました。
鱈の白子の天ぷらも、美味しかった😍
2軒目は、浜吉(はまよし)。
ここは、なんだか店内もおしゃれ。地元の板前さんがいらして、いい雰囲気でした。穴子も美味しかったー!こういう時、もっと日本酒を飲めたらなあ、と最近思います。
そのほかにも、鶴形という高級旅館付属のお料理屋さんで、鯛茶漬け(1600円)をいただきました。
あと、食べたら2週間で幸せになるという、その中途半端(又の名を絶妙)な長さで女子の心を掴む「しあわせプリン」。どうしても食べたくて買って帰り空港で食べたのは私です。2週間でより幸せになるらしいので、楽しみw
OTHER
今回は、ボランティアガイドさんに1.5時間説明してもらったのでいろんな発見がありました。すごい知識と案内のプロ。私も通訳案内士の資格を持っていますが、ボランティアと思えないクオリティでびっくりしました。
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