色々学んだこと、痛感することがあったのでメモメモ☆
順不同ですがご容赦下さい。
Day 7-9の京都&名古屋の写真もちょこちょこ載せていきます。ベルギー人を通訳案内JAPAN TRIP!東京〜日光
ベルギー人を通訳案内JAPAN 神奈川〜山梨〜長野〜岐阜
白川郷の裏道を歩いてみたらー通訳案内JAPAN!
ゼロからカルチャーを教えることの難しさ
通訳案内士としてよく感じる事なのですが、
わざわざガイドをつけて案内するのは、来日初日かニ日目がとても多い。
・何を見せるか(今回は、事前に「何をみせるか」は決まっていました)
・どう見せるか(天気のよい日に見せられるか、渋滞避けて気持ちよい時間帯に見せるかなど)
・どんな言葉を発するか(説明)
・どんな仕草をするか(態度など全般的に全て) などなどなど・・・
このひとたちの日本の印象を全て決めると思うと、責任重大なんですよね!
歴史をシンプルにつたえる難しさ
今回の旅は城跡や寺が多く、必然的に歴史に興味のある高年齢層が集まっていました。
でも、1600年に徳川家康が建てました、とかただガイドブック通りに読むだけではあまり伝わらない。
第一日本の歴史を習っていないのに徳川とか足利とかいわれてもわからない。
全体的にシンプルに説明したつもりだったけれど、私の頭に中には徳川も織田もぱっと頭で浮かんでくるようになっているから、簡単度合いが違うんですよね。
もっともっと分かりやすいストーリーをつけて説明できるようにならなきゃなあ。
- 一番美味しかったごはんは?
- 一番印象に残る観光地は?
- 欲しかったコンテンツは?
- どうしてこうゆう団体旅行にしたの?
決まっているごはんはディナーが多かったのですが、8晩のうち3回は懐石料理。
普段日本で生活していて年に何回懐石料理食べるよ?と思ってしまうんだよね、わたしは。
ある程度高い年齢層を意識してか選んだのかな。
名古屋ならコーチン懐石じゃなくて矢場とんとかひつまぶしとかがいい!
ちなみに一番不人気はしゃぶしゃぶ。一日目の夜はこれでした。
味が全く感じないってさ〜。
訪れた場所での一番人気は松本城。
確かに面白かった!体を使って当時のサムライになりきったきもちになったのだろうか?
自分で登るかたちの松本城は、戦国時代の作りがそのまま残ってる。
なかで火縄銃のこととか聞かれて焦ったりしたけれど
外からは見えない階に隠れ部屋があったりと、当時がわかるつくりになっていてとても面白い。
欲しかったコンテンツは「忍者」「広島」「鉄板焼き」
「海外に居たらサムライのことなんて、全然聞かないよ。
もっと忍者に関する施設とか、説明あったらよかったな!」
といわれてしまった。日本では忍者のことは殆ど学ばないよね。
日本のイメージと変わったか?
と聞くと、元々日本に体するイメージは殆どなかった、とのこと。
フランスでは皆が知っているだろうManga, Tempura, Yakinikuも、ベルギー人は言葉として知らないひとが多いようです。
「全く知らない国だから来た」という人が多かった。
逆に、日本人もベルギーに対して深いイメージはないですね。
街を歩いていると色々な日本人に何人なのですか、と声をかけられるのですが、ベルギー人なのです、というと「へえ」で止まってしまう人が多い。
サッカーと食は万国共通。
最近は「ヒューガルデン」など白いビールも日本で人気。
最近缶ビールでも白いビールが出たくらいだからね!
一瞬で仲良くなるのに、この2つの話題は必須。
好きな選手や食べ物の固有名詞で国境を越えられると、一気に心の距離が縮まるね!
ご年配の方の旅の大変さを知る
今回、ベルギーから来た添乗員はなんと70歳。30年前にきたことのある日本のことを仕切りに皆に繰り返していた。
おばあさんと旅するのって大変だな、というのが素直な実感。例えば・・・
・耳は遠いので全て2回ずつ伝えないと行けない、というかむしろ聞いていない。話かけてもつつくまで振り向いてもらえない。
・歩く道が多いと疲れてしまう。
・ご飯は日本食が全く食べれないし、日本式のトイレや日本式の旅館は苦手。
・掘りごたつ式でも畳は苦手。足が釣ってしまう。
一緒に旅するのでも結構大変だった。この人仕事で来てるのに、と思ってしまった。でも、その人の方がもっと大変なんだよなあ。と思った。
ちなみにお客さんは30代後半〜60代。
ベルギー人の特性を知る
いつも5分前集合で時間を守ります。
派手なことはあまりしません。
あまり買い物等を派手にしたりするわけではないし、
街の人にも話しかけないし、結構静かに過ごしてましたね。
今移民に対してネガティブな人がEUに増えていると話題ですが、
ベルギー人は小さい国だから、国際機関の中心であることに誇りを持っています。
やっぱり旅での出会いは素敵 //
日光に行ったDay3,わたしの体調は最悪だった。
本当は一ミリも動きたくないくらいお腹がドンドコドンドコ。
東照宮の家康の墓を待っていたとき、偶然目の前に立っていた家族が話しかけてくれて
仲良くなった。
聞けば京都から車で来ていて、20代前半のお嬢さんは留学〜帰国したばかりとのこと。
京都に来たら連絡してね!といわれたので、本当にしてみました。
「今、連絡しようと思っていたのよ〜!」と言われて、
わざわざホテルまで着ていただいて、とても素敵な時間を過ごしました。
旅好きな夫婦で、お嬢さんは通訳案内士に興味があるとのことで、このブログも読んで下さったみたいです。
こういう出会い、とっても嬉しいな。
最後に京都での様子を一部だけご紹介(*^_^*)
ホテルモントレー京都でのフレンチ☆
ベルギー人が「ほっ」と思うように、フレンチにしたみたい。
美味しかったー♫
二年坂
祇園
ギオンコーナー
何はともあれ、誰もけがや病気になる事なく、
無事に9日間過ごす事が出来て本当に良かったです。
お参りの旅にそれを祈っていたからかしら??
これから梅雨で蒸し暑くなるので、みなさん、ばてないようにいきましょ〜☆
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