♬ヒガッシムラヤマ〜
ドリフ好きだった親の影響で、この地名を聞くとどうしても歌いたくなってしまいます。
観光庁「若旅」のお仕事で、東村山高校3年生180人へ講演してきました。
「若旅」とは、「若い人にもっと旅をしてもらう」プロジェクト。2014年には、LunchTripでこちらの関東ブロック賞もいただきました。
場所は、1月の曇った平日の昼、暖房のない体育館。
そんな中ミニスカ生足、スリッパなしの高校生たちが冷たい体育館に地べたで座る。
とにかく寒い!寒すぎる!!!!
実はもうこの講演の毎年1−2度やっていて5年目。
高校生対象、大学生対象、女子校、夜間学校などいろいろ対象はあるのですが、今回は結構、内容を変えました。
今までは、旅って楽しいんだよーー!!!という旅の良さを前面に出した内容だったのですが、
みなさんにまず、自分がやれと言われなくてもいつのまにかついついしてしまうこと、とか、ワクワクすることを話してもらいました。
もちろん、私にとってそれは旅。
ついつい学校帰りに地元の旅行代理店に寄って、パンフレットを見てた。見るだけで幸せだった。みんなそうだと思ってた。そしたら、高校の友達に「なんでこんなところがいいの?」といわれて、「みんな来そうじゃないんだ」と気づいた。そんな話をしました。
今回は、旅の良さを感じてもらうとともに、自分がついついやってしまう、興味のあることをお仕事にしていく過程も一緒に考えて欲しい、という内容にしました。
大抵、高校生たちはシャイで、あまり手を上げてくれません。
今回は壇上で話したので、みんなが書いているシートを見ることができず・・・
私のこれを行う目的として、単に「旅の楽しさを伝えたい」もありますが、「最近の高校生たちの考えていることを知りたい」というのもあるので、生徒と距離が遠かったのはあまり良くなかったかな、と反省。
(なので、最後に観光庁さんがとってくれたアンケート結果を載せました⬇️)
でも終了後、「卒業旅行でグアム行くんですー」「タイ行くんですー」「イタリア行きたいんだけれどどうしたらいいでしょ」と寄ってくる高校生たち、可愛すぎた。
顔を見せられないので写真撮れなかったの残念すぎる!!
生徒の印象に残った言葉
「Q. 印象に残っていることはなんですか 。」に対する生徒180名の回答、全部見させていただきました。それで、多かった回答をタイプ分けしてまとめていたらそれだけでなんと2時間かかった。
特に多かったものをいくつかお伝えします。
一番多かった回答はこちら!
「やりたいこと・行きたい場所を先に人に伝える」
2番目に多かったのはこの二つ。
「旅も人生も、妄想で仮計画を先に立てるのが大事!」
「好きなこと、共通の関心を持つ仲間を見つける」
上記3つ合わせた回答も!いいね。
そのほかにも多かった回答はこちら。
「49%の職業が10-20年後にAIに置き換えられる話」
情熱やほとばしる感情がない単純作業は、仕事は取られてしまいます、というはなしにもかなり多くの生徒が衝撃を受けたそうです。知ってる話なのかなと思ったら、そんなこと習わないのかもね。
「言われなくてもついついしちゃうことが好きなこという話」
そうそう、そうだよ!
「大人の良さがわかった」「すごい楽しんでる人生だと思った」
うん、私高校生に達観されてた。意外にも多かった回答はこちら。私も高校生の時大人になりたくなかったけれど今こうだという話をしたら、こんな声が多くて、すごく嬉しかった!
「コミュニティの輪を広げる 」「コミュニティマネージャーという職業」
今回はこちらについて話してませんでしたが、いつのまにか興味を持ってもらえたようで嬉しい。
「何事も一歩踏み出す」「Reach out to the worldを実際にしてみます」
これがプレゼン最後のメッセージ。たくさんの子が書いてくれました。
いやー、みんなちゃんと聞いててくれて嬉しい。旅の楽しさはもちろん、自分の情熱がほとばしること、ついついしてしまうこと(私にとってそれが旅)というのが、人生を豊かにするんだよ、ってことが伝わってたみたいで、私はとても満足です。東村山高校のみなさん、ありがとうございました!