前回の、コミュニティマーケ講座第5回レポの続きです。
この3ヶ月・・・自分で主宰しておいてなんですが、勝手に講座をかなりプレッシャーに感じていた。
一期生はほんとに賢い頭の回転の早い人ばかり。日本を代表する企業のコミュニティをよくしたいと考えていたり、起業し本気でコミュニティを作ろうとしたりしてる人たちだから、変なことは言えない。彼らが「新しい学びだ!」と思えることを伝えないと。ただ感覚的に話したら、「この人論理的じゃない」と思われてしまう。一期生に「この講座つまらない」と思われたら、もう後がない。
都内だけではなく、北海道からわざわざ来てくれている生徒さんもいる。その方に、次の講座はいくらくらいだろうかと相談したところ、「いくらでも良い。現に私は飛行機代を入れたら30万くらいかけて来ているから」と答えがあった。ひい。
最後の3回は私の講義+ゲストに登壇いただいたが、依頼するゲストの選定にも悩まされる。誰だったら、一番生徒さんの学びになるだろう。私がする質問も、考え抜かないと。生徒にもゲストにも「なにこいつ?こんな簡単な質問?」と思われる。ひいい。
何より、私を信じて講座に申し込んでくれた人を、がっかりさせたくない。「今日も、めっちゃ面白かった!この次の2週間また頑張ろう」「これ学んだから、実践してみよう」「実践して見た!次回また講座生に話そう」と思って欲しい。
そんな感じ。つまり、すんごくいいプレッシャー。
いいプレッシャーがあると、その分そのことをよく考えるから、結果的に強い愛着が生まれる。
あんまり人に話していないお気に入りYoutuberのコメント欄の話や、アベマTV72時間を見ていて気づいた時代の流れ、オンラインサロンでの気づきや、オンラインショッピングをしていて気づいたコミュニティの話。
ほんとはブログに書きたいけれど時間がなくても書けてないことたちを、「あ、これ講座生に話そう!」「あ、これシェアしよう。」コンサル先にも勿論だけれど、講座でも皆に話すのが楽しみになっていた。
そうして迎えた最終日。
プレゼンもできて、午前の予定(コルクの佐渡島さんとのアポだった)も終わり、準備できたと思った当日の午後、私は激しい腹痛に襲われ、座っていられず横になった。毎月くる周期的なアレだけれど、今月は手強い。2時間ほどお腹の中で戦争が起こっているといったらいいのだろうか。薬でも治らないし、今日はもう立てないで座って話すしかないかもしれない。。。
運よく妹がきてくれて、「顔色が悪すぎる」と言われ、呻きながらヨガをした。どうにか口紅をして、ピアスをして、腰を曲げるようにしながら会場へ向かった。
でも、当日会場に着いてみなさんの顔見て話し始めたら、不思議なことにすっかりお腹の痛さは吹き飛んだ。笑
そして前回投稿記事の通り、一期生の修了証書をお渡ししたら、なんと生徒さんからもサプライズが。
「ずっと残るように」と美しすぎる花束ボックスと、
一期生さんの寄せ書き(現物も届くらしい)と、
名前入りのワインをいただいたの!!!
もう、感動。
だって、私が最初の授業にお酒を持ってきて、最後みんなに仲良くなってもらおうとしたのを印象的に思った生徒さんが、「二期生の最初の授業へ、引き継ぎます」って。なんて素敵すぎるプレゼントなんだ!!今でも、これを書きながら鳥肌が立ちます。
そして、最後の懇親会にて、お一人ずつ一言をもらってたんだけれど、こんなことを言ってくれた人がいた。
「この講座を通して学んだこと。それは、コミュニティは愛情だということです。あみさんがこのコミュニティを作る過程を見ていて、愛情が一番大事なんだと感じました」
そのあと、何人かが同じことを言ってくれた。
あ、と思った。なんか目が醒める思いだった。理由は2つある。
1つ目は、みんな愛情を感じてくれていたんだ!と言う驚きの「あ」だった。片想いでもいいと思ってからw
2つ目は、見落としてた、の「あ」だった。一番大事なのは思いの共有です、とか、それを体現するメンバーを自分から選ぶことです、など色々と「コミュニティマーケティングの秘訣」を教えていた私だったけれど、実はそれが一番大事なことなのかもしれない、と。
当たり前なことで、もう気づかなかったけれど、うまくいくコミュニティには、いつも愛情がある。逆に、プロダクトやコミュニティに愛を持てないと、秘訣を全部行って、設計を完璧にしても、意味がないんだった。
もっと言うと、そのプロダクトやコミュニティがある先の未来を本気で作りたい、と信じられないと、愛情は生まれない。その未来を一緒に作る仲間だと思うから、コミュニティメンバーへの愛情が生まれる。
コミュニティは、データだけじゃな物語れない、アートのようなところがある。嘘をついたら、バレルのだ。薄っぺらい設計だけしても、本気でその世界を作りたいと思えなかったら、意味がない。オンラインでもオフラインでも、共通の文脈を共有する仲間を増やしていく活動だから。
気づかせてくれて、ありがとうございます。
一期生の皆さん、みなさんが本当に「伝説の一期生」になるように、今後も頑張ります!
”隙”や”余白”がありまくりの私ですが、これからは皆で、お互いの余白埋めあっていきましょう。
これからも、どうぞよろしくね。
そしてまだ講座参加されてないけれど興味のあるみなさん、こちらにコミュニティマーケティング集中講座二期生の募集要項載せています。早割は後少し。是非ぜひ、見てみてね!