週末は、還暦を少し過ぎた、父の誕生日を祝いました。
うちの家族はいつも家族の誕生日には実家またはレストランに集まってお祝いをするのですが、今回は藤子F不二雄ミュージアム、通称「ドラえもん美術館」へ行ってきました。
私の思いつきです。
先週、ドラえもん展をやっているポスター広告をメトロの駅で見かけ、そういえば4年前に初めて行った時に、お土産に「おばQ」のマグカップを買ったら、そんなにー?!というほど喜んだことを思い出しました。
それならばと思い、「あのドラえもんミュージアムにもう一度行かない?」と家族ラインに流してみたところ・・・
「いいですね!」とLINEで即答。
(なんか、親世代ってLINEで敬語じゃありません?不思議w)
いつも週末は最寄り駅の周辺から全くでない父。
昔は家族で毎週ドライブに行くアクティブさんだったのに、今では運動不足でかなりの太り気味。平均体重を軽く20キロオーバーするおデブさん。。。
だから運動してほしくて、前職の会社のシューズをプレゼントしたこともありました。
しかし痩せない・・運動しない・・だから膝が痛いと行ってまた動かない・・・・
退職したらもっと動かなくなっちゃうんじゃないかと、我ら子供達には悩みのタネでもあります。
だから「ドラえもんミュージアムもどうだろうなー」と思ったら、即答で驚いたんです。それからのテンションの高いこと高いこと。
そして、無事前日にローソンのLoppyでチケットを取り、登戸駅でランチ。
登戸駅前の台湾料理鮮藍坊 (シェンランフォン)は中華は美味しくて店内もおしゃれで綺麗なのに、びっくりするほど安くておすすめでした。
ランチ後、登戸駅から20分ほど歩いて到着したのですが、父の足取りの軽いこと。先頭を切って歩きます。
ドラえもんよりも「パーマン」「おばQ」がドンピシャ世代の父にはその二つの登場回数が少し足りなかったようですが、
普段は階段に文句とかいうのに、自分からどんどん階段を登るし、やっぱり人を動かすにはモノよりコト消費なのかもと思いました。
また、4年前に比べてアジアからの観光客がすごく増えてるのが印象的。常に日英中+子供用言語の4言語の音声解説がついてるのもとても素敵。
もちろん家族づれが多いのですが、同じくらい大人同士のグループやカップルも多い!大の大人4人で行っても全然恥ずかしくない図でしたよ。(ちょと恥ずかしいかな?!と内心皆ドキドキしていた笑)
とはいえ、父が当日の平均年齢をグッとあげたのはまちがえない。最高年齢でした。w
まあ、土日なのでめっちゃ混んでたけれどね。
ちょうど今、コロコロ40周年記念展示を行なっています。また、藤子F不二雄の一生と、年表を観ながら、「そう!ちょうど小学校二年生の時にこのマンガが始まったんだ」とかたくさん解説(茶々入れ?)してくれました。音声解説を一つ聞き逃したとわかるとかなり後ろまで戻ろうとするという気合の入れよう。
私の父はものすごく考え方が硬い、古い考えの人です。
同じ会社で40年間働いている父からは、私の考えた方は全く謎のようです。「フリーランス」と「フリーター」の違いが未だに理解できないといいます。。。この時代に。。。
まあそんな人、周りにいたことがないから、私は多分宇宙人であり、未確認生物みたいに感じているみたいです。
残念ながら応援されてると感じたことはなく、むしろ今でもいつも反対されています。
今でも、正反対の価値観で、よくぶつかります。30を過ぎた今でもぶつかるってどんだけだよ、と思うんですが。
お互い頑固なところは共通してます。笑
それでも退職秒読みの父の、嬉しそうな顔を観れるのは嬉しかった。
揃って食事もいいけれど、こういうアクティビティーもいいなと思った次第です。
皆さんもぜひ。
(私はドラえもんカラーの洋服で行きました。家族に爆笑された)