女を狂わすものはなんでしょう。愛?お酒?お金?欲?
先週末の私に聞いたら、その質問にかぶせてこう答えただろう。「生理」と。
女の人の月経周期ががどれだけカラダとココロを思考をおかしくするか、なかなか男の人に一概に理解してもらうのは難しい。
だって、人によって違うから。
わたしは生理前(PMS期)には「自分を責める病」になる。
ネガティブになって長い不安メールを送ったりする。人に対してイライラするよりも、自分に対してイライラするから、たちが悪い。自己否定をしまくってしまう。
今でも、食べても食べても、びっくりするくらいお腹が空く。
で、面白いことに、自分ではその原因に気づかない。
「それ、生理前じゃない?」といってもらえると、やっとそれで「そうか!」と嬉しくなる。
月一回も来るのに!
なんで気づかなかったんだろう!と思う。
そして、実際にきたときには、「ああよかった、この自分にイライラ期がおわるんだ」と、ほっとする。
昔付き合った人には、「PMSで誰かにあたる女性は知ってるけども、こんなに自分を責めるひとがいるのは知らなかった。新人種」といわれた。
うん、でもこれそんなに珍しくないと思うんだけれどな。
ちなみに私の場合、生理前には気持ち的な落ち込みがくるのですが、
実際生理が来たら、次に来るのは、お腹が、全力で絞られているような痛さ。全身の圧倒的なだるさ、そして眠さも。
ビリビリ、またはドンドコという音をたててお腹から全身の血が手足や足の指先まで踊っている。でもそこに薬で痛みだけ蓋をしている。だからパワーが入らない、しびれたような変な感覚。
最近はいろんな対策を覚えて、私もずいぶんと楽になったけれど。
一番の薬は温めて寝ること。
そして、周りに理解してもらうこと。
「数日間出血してるってことは、傷ついた状態と近いってことでしょ。無理しないほうがいいよ。女性の体の神秘だし」
前にそういってくれた人がいて、また、薬を買ってきた友達がいて、ほんとにほんとに救われました。
というわけで、これを書くことにしました。
(もう月経についてかくというのは、羞恥心が薄れてしまったのか?歳をとったということなのか?という自問はさておいて)
自分自身と、同じようにPMSに思考と体を狂わされる女たちは、
周りの人に、自分がPMSだとどういう状態になってしまうかを伝えておくのんがいいとおもう。
「わたし、泣き上戸になるから。」とか、「イライラしてあたるから」とかは序の口。
わたしのように、「自分のこと責めだすから」というのも、つたえておくとよいのだと思う。
そしてその女性のパートナーのみなさんは、ぜひそれを暖かく見持ってください。
面倒だと思うけど。1週間で過ぎるので。
心から、よろしくお願いします。