IFFにいってきました。
IFFは、International Fashion Festival.のことで、縫研新聞主催の展示会です。
わたしがIFFに行くのは、実は去年の冬からもう3回目。
メインはアパレル製造業者や関係会社が、セレクトショップや百貨店へのバイヤーに対して売込むをする場所。
その2者でもない私は、客観的にトレンドなどを見ています。
今回のIFFで特筆すべきものを。
①バングラディシュブースの多さ。
中国の縫製オペレータの賃金が高くなり、
旧正月後は別の仕事にうつってしまうなどの問題が顕著な最近。
旧正月後は別の仕事にうつってしまうなどの問題が顕著な最近。
2009年から2010年には縫製工場でのストライキも話題になりました。
*写真はバングラブース。人の入りもとてもよかったみたい。
ファッション感度は正直まだ高くないけれど。
アパレル生産地は、人的資源が豊富な南下していっているのはご存知の通り。
バングラデシュには繊維関連の工場が約5千もあり、労働者は350万人、輸出全体の8割、国内総生産(GDP)の13.5%を占めるなど、繊維産業は海外への出稼ぎと並ぶ国の基幹産業となっています。
今回はなんとバングラのアパレル関係者が100名来日していたそう。
都内でご一行にお会いしたひともいるかもしれないね。
国としても、かなり力を入れていることがわかります。
私自身、2009年インドへの出張中にお会いしたユニクロの方
「これからはバングラだ」というのを聞いていました。
その後実際2010年には、合弁会社「グラミン ユニクロ」をバングラデシュの首都ダッカに設立し、2013年までに2,000人の雇用を目指しているそうです。
それでも、バングラディシュのオペレータ賃金も昨年に加えて6割増というから、日本企業は結構苦しいところ。
今度は中国のようにならぬよう、最初からCSRなどを気にして縫製工場の経営をおこなってほしいな、と思います。
②ブライダルドレスの充実。
震災後に久々に増えた結婚の数。
前回もエコなブライダルドレスなどが話題でしたが、今回はさらに入り口ブースを貸しきって多くのブランドがブライダルを出していました。
写真は、入り口近くのブライダルブースを上から撮ったもの。服がみんな白い!
Double standard clothingもウェディング出してて、かわいかったなー!
ウェディングドレスだけでなく、1.5次回にも使える出席者用のドレスも出てて、
ただ可愛いだけのドレスに飽き飽きしたわたしみたいなひとには、いいかも♪
昨日のfashionsnapニュースにも下記のようにでてましたね。
ダブスタの新ブライダルブランド “1.5次会”ドレス充実しデビュー
③そしてもちろん、シトウレイさん!
私としては一番もりあがったところ笑
これは、前回のブログをご覧ください。