先週某日、雨の降るホテルオータニ。
素敵なお庭が見えるその部屋で、
“日本の寿司から世界のSUSHIへ
ノルウェーサーモンと共に”
というイベントが行われました!!
ノルウェー水産審議会にノルウェーツアーに呼んでいただいたその縁で
今回もお声がけいただきました。
リングダール漁業副大臣より,
ノルウェーのサーモンを使ったお寿司のプレゼンテーションがありました。
・寿司が結ぶ、日本とノルウェーのパートナーシップについて(世界的寿司ブームを利用して、ノルウェーのサーモン刺身の新しい市場を築けてきた)
・ノルウェー政府が、安心で消費者が求める品質のノルウェーサーモンを提供するために様々な規制を引いていることについて
お話されました。
お寿司ファンであるリングダール漁業副大臣が寿司作りに挑戦しました。
銀座の老舗寿司店の職人より寿司の握り方のレクチャーを受けられるなんて、
とっても素敵!
プロフィールをちょいと拝見!
プロフィールに、二児の父と書いてあるところが、ノルウェーらしい!
日本なら大臣プロフィールにわざわざ書かないよね、、、!
さて、お待ちかねのサーモンお寿司♥
んー!!美味しい!!!(≧∇≦)
もちろん、この方ノルウェー水産審議会のヘンリックさんもいらっしゃいました。
相変わらず精力的に活動されてるみたいです(*^^*)
さて、わたくし実は三月にノルウェーにいったとき、このサーモンさんたちが養殖されている姿を見にいったんです。
サーモンの育つサイクルにあわせて囲ってありました。
この地域、オスロから飛行機で1時間くらいで、とっても寒かった・・・
でも、冷たく澄んだ海でゆっくり育つので独特の食感と脂肪組織が作られるんだそうです。
ちょっと悪いけれど、一匹海から出てきてもらって、ぽーず!
この若い女性も、サーモン養殖会社の一員です。
暴れるサーモン、わたしも持たせてもらったけれど重かったし、ぬるぬるだし、暴れるし…!
でも、こうやって健康に育てられているお魚さんをいただいているんだなあと思いましたよ。
何がすごいって、こうやってサーモンさん達のことをいつも見てること!
サーモンに病気がないか、餌をやり過ぎないようにいつも気をつけているんだそうです。
餌がたくさん舞い落ちてきていたら、それはもう食べてないから餌のやりすぎ、というように、ね。
実は、本格的な江戸前寿司にはサーモンはありません。
サーモンはカタカナで表すとおり、全てが輸入品です。
有名なところだとチリ、そしてノルウェー。
ノルウェーは、サーモンを養殖しはじめてまだたったの30年ほど。
中でも生サーモンを食べるのは日本人で、パッキング工場も日本専門にラインがあるそうです。
持ち帰ろうかなーと思ったけど、なんとわたしが飛行機乗り継いで帰るよりも早く、直行便を使ってたった9時間半で日本に着くという…驚き!
なんと
揚げされてから、一度も冷凍されずに生のまま流通しているらしい。
現代の技術はすごいね。
わたしも全く詳しくなかったのですが、
自然のサイクルを壊してお魚を捕るよりも、人間の食べる分は養殖をして、そのかわり地球環境は全く壊さないようにキープする努力をしたほうが、いろいろと合理的に思えました。
NYやパリを始め、お寿司は世界でSUSHIとして大人気。
そのときに多くのサーモンはノルウェーから発送されているんだそうです。
あるノルウェーの水産会社では、今後はシンガポールに多く生サーモンを発送していく予定、といっていました。
今ではお寿司に欠かせない存在になったサーモン寿司。
特にこのあまーいとろける油ののった食感が、女性に人気だそうです。
お魚のDHAは、美容にもいいらしいしね!
ってなわけで、いただきまーす!!
わたし、これからお寿司ブロガーとして名乗ろうかな…笑
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