前回から少し、時間が空いてしまいました。
この間にサンフランシスコにいき、帰って、絵を描き・・・いろいろとありました。
珍しく時事的なお話を。
みなさん、見ました?スーパーボール ハーフショー!
アメリカのフットボールのハーフタイムに行われるショーで、まあなんか紅白みたいな感じ。全国の注目がとにかく集まるわけですよ。
今年は、ブルーノマーズとビヨンセとコールドプレイ。
めっちゃ豪華で、すごい!大興奮!かっこいい\(^o^)/ーーーー!!!
今朝、もう一度ダンスが見たくて検索したら、英語ニュースは、こればっかでした。
ビヨンセ、スーパーボウルで黒人運動テーマの新曲 賛否沸騰
問題になることをわかりつつも、ダンスと歌がただただかっこいいbeyonce。エンターテイナーであり、アクティビスト。
日本で、ここまでの大物アーティストが紅白みたいな場を使って、政治的な物議を醸し出すってあるのかなあ。それこそ絶対的なファンがいてパフォーマンスに自信があるSMAPとか嵐とか、こういう人種や社会的な物議をわざと産んだらいいけど・・・。
今日のFashion Snapでは、この日Lady GagaやBruno Mars、もちろんBeyonceが着た服のブランドを速報してた。でも、出してなかったけれど、この服は銃弾が体に埋め込まれていて、警官に対して反対した黒人運動を連想させるものなんだって。
ほらね、ファッションには必ず背景がある。
何より、この2016年にでもまだBeyonceがこうやってやらなきゃいけない米国社会に改めてびっくり。
そして、この曲を行うことを許可したテレビ局が、すごいなあと思う。
日本もエンターテイメントが事務所主導じゃなくてこういう風にディスカッションの場ってなると、もっともっと注目されるし、面白いと思うんだけどなあ!
わたしももちろんビヨンセや黒人歴史や人種差別について不勉強なところはありますが、
一つ言えるのは、ファッションも音楽も、メッセージを強く伝えられる手段だということ。
特にファッションは、毎朝なんとなく選ぶものだから、といって、わたし自身もこれをメッセージだということを忘れる。
日本にいるわたしたちが身につけるものも、何かを他人に伝えているということを、忘れずにいたい。