この穏やかな顔。
日本にいる仏像さんと違って、目で見られているのですが、
なんか守られているような感じ。
仏像の足下から撮った、母との一枚。体の大きさがわかるでしょ??
それにしても。。
なんで寝てるんだろう。と思いません?
この姿で涅槃(ねはん)に達し悟りを開いた釈迦を表現しているそう。
涅槃ってなに?というと、
「 煩悩(ぼんのう)の火を消して、知慧(ちえ)の完成した悟りの境地。一切の悩みや束縛から脱した、円満・安楽の境地。仏教で理想とする、仏の悟りを得た境地。」
だそう。(引用はこちらの辞書より。)
ほほーう。
つまりあの態勢こそが究極の悟りの境地、とのこと。
なんだか微笑ましくていいよね仏教って、と思ってしまった。
これからあの態勢をしたお父さんを見たら、涅槃だねと言ってあげよう。
歴史を見てみると、古い!江戸時代からあるのだね。
-ラーマ1世(1782年-1809年)の時代
1788年に全体修復を行い、同時に近辺の荒れ果てた寺院から仏像を全て回収してこの寺に祀ったそうです。
1801年には寺院の名前も「ワット・プラチェートゥポン ウィモンマンカラワット」(Wat Phrachetuphon Wimonmangkhalawat)となりました。
-ラーマ3世(1824年-1851年)の時代
知識人、書物を集め、一般の人々も読んで学べるよう、寺院内の大理石の板に医学、文学、芸術など色々な分野の知識を刻む事を行っています。
「ワット・ポー」がタイで初めての大学、と言われる所以だそう。
-ラーマ4世(1851年-1868年)の時代
一部修復が行われ、
名称も「ワット プラチェートゥポン ウィモンマンカララム ラチャウォーラマハウィハーン」(Wat Phrachetuphon Wimonmangkhalaram Ratchaworamahawiharn)になりました。
(http://www.thaismile.jp/FotoGallary/ThaiPics/ThaiPhoto_WatPho.htmlを参考にさせていただきました。)