じゃーん!
ノルウェー旅2日目。今回の私にとってのハイライト☆★
現地保育園のランチタイムにお邪魔してきたー!!!
目的は、魚食教育を見る事。魚食教育とは・・・・
ノルウェーで2009年から試験的に始まった、「魚を食べるのを奨励しよう」という食育。
ベルゲンから車で30分のこの保育園では、2011年から導入しているそう。
基本的にノルウェーの食事はやはりお肉が多いので、
国の第二の産業である水産業を幼少期から食べ慣れさせようという意図があるそうです。もちろんそれだけでなく、病気を若い時から防ぐ事で福祉費用を抑えたいという意図も。
ノルウェーは税金がもの凄く高く(消費税25%、所得税は50%、ただし富裕そうだと1.5%ということも)福祉関連の費用は全て政府が負っているのです。
だから病気の根源、食生活の質の向上にも、積極的なのです。食生活の質の向上という事で言えばこれは子供対象ではない余談ですが、
失業者にはまずジム代を渡し、健康になってもらって職につく意欲体力を上げるという事も行っているそうです。
また、お酒たばこにはものすごく高い税がかかっていて、お酒はスーパーでは売らない、13時以前はうらないなどのルールもあるそうです。
現地保育園のランチタイムにお邪魔してきたー!!!
目的は、魚食教育を見る事。魚食教育とは・・・・
ノルウェーで2009年から試験的に始まった、「魚を食べるのを奨励しよう」という食育。
ベルゲンから車で30分のこの保育園では、2011年から導入しているそう。
基本的にノルウェーの食事はやはりお肉が多いので、
国の第二の産業である水産業を幼少期から食べ慣れさせようという意図があるそうです。もちろんそれだけでなく、病気を若い時から防ぐ事で福祉費用を抑えたいという意図も。
ノルウェーは税金がもの凄く高く(消費税25%、所得税は50%、ただし富裕そうだと1.5%ということも)福祉関連の費用は全て政府が負っているのです。
だから病気の根源、食生活の質の向上にも、積極的なのです。食生活の質の向上という事で言えばこれは子供対象ではない余談ですが、
失業者にはまずジム代を渡し、健康になってもらって職につく意欲体力を上げるという事も行っているそうです。
また、お酒たばこにはものすごく高い税がかかっていて、お酒はスーパーでは売らない、13時以前はうらないなどのルールもあるそうです。
もちろん、そのほうが福祉にかけるコストも抑えられるからね。
さてさて本題に戻り、
保育園到着!!!!
保育園到着!!!!
一歳児クラスの給食前(^_^)
ここに、給食登場!
しかし、突然の現れた日本人に気を取られ、あまり食べない子供たち。。(笑)
あたい、ごはんは食べないけれどカメラ興味あるの!ニコニコ♥︎
でももちろん、いい食べっぷりの子も!
口の周りについた食べカスが粋だぜ。
彼もたくさん食べてるね!
勢いがあっていいねえ
横に居るお姉さんが、「サラ!サラ!」と連呼しながら食べさせてる図。
えらいね♥︎
でも、先生に聞くと本当はこのクラスの別の子が本当の妹らしい。なんじゃそりゃ
何食べてるの?
なんと、サーモンと野菜やきでした。
作り方教えてくれたよ!
おすましsopaちゃん四歳(^^)
わたしが異様に嬉しそう笑
子供たちにこうやって料理させて、「私も魚を料理できるんだわ!」と思ってもらう事が大切らしい。
もちろん、男の子もやるよ!
Photo by Marius Fiskium: CD Photographer |
アルミホイルにバターをぬって、そこに一口大に切った人参、カリフラワー、ブロッコリー、サーモンをのせるだけ。
名前書いて、おわり!
さて、オーブンにいれたら遊びましょう☆
私の部屋に案内するわ、といって4歳児のお部屋にはいったら、、、
Sopaちゃん以外にも、人懐っこい子がたくさん!
手を握って来て、たくさん来るくる〜
「あれ、これ髪についてるのは・・・」
Photo by Marius Fiskium: CD Photographer |
「キティちゃんのヘアピンじゃない!」
Photo by Marius Fiskium: CD Photographer |
というわけで遊んでいるうちに、できた!
いただきます(^○^)
シンプルで、おいしかったー!
サワークリームとスイートチリソースをかけていただきました。
お土産に、このかわいこちゃんが書いてくれたキティちゃんと火山の絵をもらったよ^^
さすが、ハローキティ!ここでも大人気でした。
ノルウェー4歳児のドヤ顔をご覧下さい。
彼女彼等たち、普段はご両親の作ったランチパックを持ってくるそう。
週に1回、この魚料理を食べるそうです。
4〜6歳は魚料理する事も出来る。
ちなみに保育園、幼稚園、学校としてもこの材料費は国が負担してくれるから楽だそう。
この保育園は特に公立ではなく、私立とのこと。
ノルウェーは女性の労働進出の為に保育園を一気に増やしたので、私立でも充分助成金がでるとのことです。
元々ノルウェーは子供の教育に関する規制が厳しい国。
また、現在は魚食だけでなく、野菜を増やし砂糖を減らそうというキャンペーンも行っています。
例えば、
①子供番組が流れる6:00-6:30の間には、TV CMを流さないなどの決まりがあるそう。
②小学校での自動販売機で昔はレモネードをうっていたのが、今では水しか許可されなくなったとのこと。
③体育の時間がカットされることはありません。
④毎日親に会う時やたまにある保護者会で、食生活と子供の健康にとって大事かをお話しているそうです。
上記の点は、書籍「ルポ貧困大国アメリカ」(岩波書店)を思い出しながら園長先生にインタビューしました。
ただ残念なのは、KPIがあんまりしっかりしてないこと。
子供の魚を食べる量が増えたとは聞きましたが、それがどのように健康に効果をもたらした、というところまではわかりませんでした。
水産業を重視するからこそ、また福祉大国だからこそ生まれた、ノルウェーの魚食教育。
日本でも、骨が面倒だからと食べない子供が増えて来た今、とても大切な教育かもしれませんね。
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