昨日1月21日、女子大生に混じって「移民難民論」を受けてきました。
横浜市の青葉台駅からバスで20分の東洋英和女学院大学で、
滝澤三郎先生の、最終講義に出てきましたんです。
先生はLunchTripシリア便にご搭乗いただいたことをきっかけに、
それ以来、東京大学大学院でのミニ講演、そして東洋英和大学院での講演などにお呼びいただきました。
NHKでの放送のあとは、ブータン王国の批判について放送されないとぶーたれたわたしを慰めてくれたりしました。
そんな先生はfacebookでもいつも面白くて、
いつかきちんと授業に出たいなと思っていたので、最終講義となってしまいますがお邪魔しました。
一般天気な世界の人口動向や南北格差の話から、最近のシリア難民の話、そして日本で難民は受け入れるべきか?という話まで多岐に渡りました。
「日本人は難民も日本に来たいはずだ」と信じているが、
国際社会では「日本は難民としても行きたくない場所」として認知されている。
日本にくる外国人の殆どは、「たまたまビザがおりたから、日本にきただけ」。
それでも日本への難民移民申請者は増え続けていますが、日本政府は認めていません。
先生曰く、「今後労働力が足りなくなって、難民がいない方が困る社会になるという認識を持たなないといけない」。
この部分、深くはか語っていらっしゃらなかったのですが、ぜひお考え深くきいてみたいです。
久しぶりにレジュメをもらってメモをする。
大教室のほとんどは真面目に聞いていますが、
中には恋話なのか話が止まらない学生もたくさん。
先生は果敢に向かってマイクを向け、今日どんなことがおもしろかった?と茶化します。
そういうこのほとんどは、「難民問題について学べてよかったです」と授業聞いていなくても答えられる感じ。
あああ、君たち、もったいないよ、、、と思ってしまう関係のないアラサーのでした。
折角こんなプロに学べるんだから。
元国連の先生から直接に学べるなんて、本当に貴重だと思うんだけれど、学生だとそれに気がつかないんだよね。
授業が早めに終わり、最後はゼミ生たちの歌・お話・贈呈がありました。
Kiroroの「未来へ」が大音量で流れるもんだから、勝手に涙ぼろぼろ出てきてしまいました。
あの人誰だろう状態なのにこういう時涙もろいのやめたい。笑
というわけで、とても清々しい気持ちになる午前でした。
たまには大学もいいね^^/