6月から活動を始めてから、コミュニティマネージャーという仕事が新しい仕事なんだな、ということを実感しています。「その仕事何?コミュニティマーケティングは、PRや広告と違うの?」とを聞かれます。
ここではちょっと大雑把ですが、違いを書きます。
(もちろん、お仕事の振分けは企業ごとに違うので、下記が絶対的なわけではありません!)
企業でいうコミュニティマーケティングとは
広義のマーケティングの一つ。コミュニティーを作り、運営・活性化させて、拡大を狙います。なので、日々連絡する先はコミュニティメンバー(コアユーザーや、インフルエンサー)などが多い。
別にYoutuberやインスタグラマーと日々連絡すること自体がコミュニティマネージャーの仕事ではなく、そのコミュニティをどう活発化させるか仕組みを作り運営すること自体がお仕事です。facebookグループでやりとりをするのもあるでしょうし、自社の仕組みの中でというのもある。
例えば、いくつもの小さなアクセサリー屋さんが出店しているWebサービスの場合、それぞれのアクセサリー屋さんに個別に連絡してよりページを素敵にしたり、新しいグループを持ってきたり、アクセサリー屋さんがより勉強できる場を作ったり、そのコミュニティが活性化するようにチームと仕組みを作ったりするのが、コミュニティマーケティングです。
Webサービスだけじゃなくても、例えば出版プロダクションが文章をうまく書きたい人のための勉強会コミュニティを作って運営、活性化させ、その人たちがライターデビューとなった時「出版プロダクションといえばここ」と思わせるのも、コミュニティマーケティング。
通常、広告媒体購入よりも時間がかかります。
ただ、ソーシャル担当のことをコミュニティマネージャーと呼ぶ会社も多くあるし、定義はまだまだマチマチと言えます。
広告は??
媒体の一部を広告として買ってターゲットに情報を届けます。日々連絡する先は媒体の広告担当の営業か、(広告会社を挟む場合は広告会社の営業)です。ここでいう媒体はテレビ、新聞などだけではなく、ウェブマガジンやfacebook広告、instagram広告、youtubeのCMなども全て含みます。マーケティング活動の一つです。
*他にもマーケティングの活動といったら、Eメール、ソーシャル投稿、イベントなど色々とあるかと思いますが、その中の一つと考えて良いと思っています。
PR・広報は?
媒体に載せることを目的にした仕事です。記者やメディアの人に対応し、どう会社や商品のメッセージを打ち出して行くかを考える仕事です。掲載数がKPIになることが多く、日々連絡をする相手が記者(PR代理店がある場合は代理店)となります。PRとはPublic Relationなのでパブリックとの関係を築く。
ただ、昨日もベンチャーでPRをしている友人さよ&BABYと話していたのですが、企業ごとにPRの役割は全然違うし、PRと広報でもまた違いがある。
ただ、上記でかなりざっくりでも、コミュニティマーケティングとそれを行うコミュニティマネージャーのお仕事が伝わればいいなと思います。
さよ&BABY!
(新しくできた恵比寿のメキシカン料理「ラ エスキーナ」へ行ってきました!)