フランス人の大学院生たちに対して、ミニ講演(プレゼンテーション)をしてきました。
場所は新宿四谷の国際交流基金。
パリ日本文化会館がスポンサーとなり、
グランゼコールから14名(男6、女8)の大学院生たちが一週間来日しました。
トヨタ、東レ、資生堂、NECへの訪問後、
最終日に「日本の若い世代との議論をしたい」とのことで、行われたワークショップ前に、プレゼンテーションを行いました。
日本の各会社や業界からも、「若い方枠」と「偉い方枠」でいろんな方がたくさん来ていて、面白かった。
実は昨年もお呼びいただきワークショップの一員として参加したのですが、今年はテーマ設定やグループ設定の企画から関わらせていただきました。
ワークショップ全体のテーマを「働き方」にしよう、ということだったので、
わたしのミニ講演テーマは「旅とキャリア」。
日本の大学生には「もっと旅しよう!」というテーマで講演をすることが多いのですが(観光庁の若旅講師をやっているからそういう依頼が多いんです)、
フランスの学生に手をあげてもらったら既にかなり旅好きが多かった。
まあ、こうやって既に日本まではるばる1週間応募してきてる子たちだし、そうだよね。
なので、今回は旅という好きなことがどう仕事に結びついたか、のところに重点を置いて話しました。
もともと日本らしい大企業で働き、
LunchTripを始め、
現在外資企業Pinterestのコミュニティマネージャーをしているわたしの経歴は、フランス人の目もかなり変わっているそうです。ここまで一週間彼らが見てきたのは日本の大企業。
その”レール”から外れてこんな生き方をしている日本人もいる、というユニークな事例もあるよ、ということを知ってもらいたくて。
主催者の方も同じ思いで、わたしにご依頼いただいたとのことで、ユニーク代表?としてお話しました(笑)。
目を輝かせて聞いてくれるのは日仏共通。
「How Inspirational! 」と言ってコメントを始めてくれた子もいれば、
「なんで最初の会社をやめたの?」ということを聞いてきたこもいました。
日本の大企業で今後インターンしたいと思ってるから、気になるんだよねみんな。
いろんな質問があがりましたが、フランス人の子たちは終わってから すごく積極的に話しかけてくれました。さすがおしゃべり好きなフランス人。
フランス人は、少しアメリカ人よりもシャイに見えて、
カジュアルなおしゃべりが大好き。
終わった後のパーティでもお話に花が咲き、あっという間にお時間に。
「中締め」という便利な日本語の話を最後に、解散となりました。
LunchTripの主催をもう8年もやっているので(驚)、
こういうワークショップ作りは楽しい。
新たな視点も知れて、刺激的な時間となりました。
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