130年の歴史を持つ、ローマが世界に誇るハイジュエラー、ブルガリ。
その壮大なヘリテージコレクションの中から、希少なアーカイブピースを集めた「アート オブ ブルガリ 130年にわたるイタリアの美の至宝 」が、開催されています。
その数、全部で250ピース!
THE ART of BVLGARI 130 YEARS OF ITALIAN MASTERPIECES .
This exclusive exhibition will highlight jewelies and watches that defined a pivotal period in Italian design
10月28日(木)、特別にVOGUE JAPANさんが、エクスクルーシブイベントを開催。
ブルガリのスタッフによる解説付きで、ゆっくりと回顧展を見ることが出来るチャンス。
わたしもお誘いいただき、お伺いしました。
Pinterestオフィスのある中目黒から、会場の上野公園は結構遠くて1時間。
この日は仕事もバタバタで、上野公園周りをDash!
会場にはお着物を召した女性やロングドレスのお姉さま、男性はタキシードの方もいて、かなりフォーマルな雰囲気。
BULGARIは元々ギリシャ出身の家族。
この写真はギリシャの民族衣装。
ブルガリ家は代々、こういったシャラシャラと音のなる素敵な銀細工をつくっていったそう。素敵!
その後ローマの地に移って、1884年お店を開いたのが高級ブランド・ブルガリの始まりとなるそうです。
1920-30年代、アールデコの時代からみていきましょう。
まず最初に見えるのがこの美しいウェディングドレス。
このころのブルガリのブローチは、いわゆる一般的なダイヤモンドなどを使っていて、あまり他ブランドとスタイルが変わっていなかったそうです。
そして50年代になると、カラー革命を起こします。
大胆なカラーの組み合わせを始めたそう。
カジュアルなターコイズやアメジストなどいう石をあわせることを始めたそうです。この「大胆さ」が、ブルガリの代名詞となっていきました。
Color revolution on 1950’s.
う、美しすぎる・・・!
奥様、このエメラルドとダイアモンドのチョーカーが、全てで一番お高いのだそうですよ。
きになるお値段ですが、内緒だそう。
ここにあるジュエリーは大体、どなたかのためにデザインされて、それが何かの理由で手放されたり、オークションなどで売られていたものなので、秘密なんだって。
でも特別に教えてくれました・・・少なくとも数十億円(!)。
ちなみに、このデザイン画を発見!
東京国立博物館 、とても素敵です。
階段を上がろうとすると、そこはプロジェクションマッピング!本当にすてき。
Projection mapping makes us see the connection between Roma and the jewelry.
ローマの街並みが映し出されていて、うっとりします。
たまたま先月行ったばかりなので、なんだかタイミングもばっちり。
街並みが頭のなかにくっきり浮かびました。
Just went to Roma last month, so it was was for me to recall the historical town in Roma.
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コインのコレクションもありました。
セルペンティ、英知・生命力・永遠の象徴であり飾りであり、お守りでもある蛇も、モチーフとして愛されており、コレクションが展示されてた。
Emblem of Wisdom,rebirth, and renewal – the seductive symbol of snake.
口のところが時計になってる!
BULGARIは1970年代に日本に来日。
日本の自然や東洋美術にとても影響を受けたそうです。
まだ店舗もない頃から随分と日本びいきで、日本に関連するジュエリーをいくつも作ったそう。翡翠やマザーオブパールを組み合わせているようです。
Japanese aesthetics have influenced Bulgari’s inspiration.
“Mount Fuji” brooch in platinum and gold with mother-of-pearl, polychrome enamel and diamonds, 1971 「富士山」ブローチ ゴールド、プラチナ、マザー オブ パール、エナメル、ダイヤモンド 1971年 |
“Buddha” sautoir in gold with malachite, amethysts, emeralds, sapphires, lapis lazuli, rubies and diamonds, 1971 | 「ブッダ」 ソートワール(部分) | ゴールド、マラカイト、アメシスト、エメラルド、サファイア、ラピスラズリ、ルビー、ダイヤモンド | 1971年 |
きっとこんな桜をみたんだね
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70年代はヒッピー、ロングドレスなどが流行った時代。
それに合わせて、ロングネックレスが流行していたそうです。
ちなみにこのカットの仕方はとっても珍しいんだって。
80年代には、肩の大きな男性的なファッションが流行ったので、
そのころにはシンプルなチョーカーがブーム。
お洋服に合わせてジュエリーにもブームがあったなんて、正直知らなかった。
ジュエリーは、大富豪に愛されることで有名なんだそうですが、
ブルガリは特に女優さんたちに愛されたそう。
エリザベステイラーが結婚式で着用した服も展示されていました。
Elizabeth Tyler loved Bulgari when she visited Roma.
At her movie “Cleopatra” , she wore lots of Bulgari’s jewelry.
今回誘ってくれたふみちゃんの美しい横顔を撮影。
後ろにはジュエリーのデザイン画。
アップにした髪型が美しいよね。
一応2ショットも^^;
わたしは今年の春、ニューヨークのAnthropologieで買ったドレスを着て行きました。
My dress: Anthropologie.
最後は軽食やカクテルまでいただいてしまいました。
ブルガリカフェからわざわざきていただいたそうで、
黒いライスのサラダが特に美味しかった💗
外には大きな木が。
帰りの電車に話していたのですが、なぜBulgariがわざわざ上野でこの展示を行ったのか。わたしの予想としては、この国立博物館の重厚感が重要だったのではないでしょうか。
ローマ建築について知識がなくて書けないけれども、
東京国立博物館は明治5年(1867年)にできたもの。
明治維新からたった5年後に博覧会が行われた時に開催場所となった、
日本最古の博物館。
内装はだいぶリフォームされているようではありましたが、
ローマ建築や歴史ががブルガリに影響を与えたことをなんだか肌で感じられる、
日本の歴史も詰まった建物でした。
The Tokyo National Museum was built in 1867, so you could feel the history inside and outside.
This is mayby why Bulgari team decided to have the exhibition here, we were guessing.
ちなみに私、率直に言うとジュエリーのことを知らなかったのですが、
例えばチョーカーには高級なしっかりしたファッションが合うんだとか、
70年代のヒッピーな時代は長いネックレスが合うんだとか、
ファッションと同じで建物や文化からインスピレーションを受けているんだとか、
よく考えれば当たり前のことも改めて知りました。
「高級ジュエリーなんて縁がないなあ」なんて思っていたけれど、
美しいものを身につけたいと願うのは悪くないかも^^
I personally did not have any knowledge about Jewelry, but learning about the it, it is always related to the fashion.
It should not be a bad thing just to hope I could wear those high jewelries some time in my life;D
2015年9月8日(火)-11月29日(日)まで行っているということで、
ご興味のある方はぜひいってみてくださいね!
会場:東京国立博物館 表慶館 (上野公園) 東京都台東区上野公園13-9 /National Tokyo Museum
主 催: 東京国立博物館、ブルガリ、読売新聞社
後 援: イタリア大統領府、イタリア首相府、イタリア文化財・文化活動・観光省、イタリア大使館、ローマ市
FYI; お土産のブルガリチョコ💗美味しかったです。