週末、好きなカフェに入ってよし、ブログを書くぞーと思ったのにネットがつながらない時のがっかり感といったらない。笑
というわけでこちらまずはワードで書いています。とても気が抜ける。笑
最近の週末の過ごし方が地味になった、と思う。
普通に都内で家事をして、買い物をして、ブログを書いて、人に会う。美味しいご飯を食べにいく。
たまに美術館なり温泉なりいったりすると、それだけで2日間ってあっという間!
昨日はイギリス人の友人の誕生日パーティがあって、そこには40代の夫婦が来ていたの。(上の写真には映ってませんが)
4歳と1歳の劇的に可愛いお子さんがいるんだけれど、二人をベビーシッターに預けて、やってきたみたい。
お店はピザ屋さんだし、特にドレッシーな場所でもなかったけれど、奥さんはノースリーブを着て少しおしゃれしていた。
こうやって二人きりで出かける時間ってすごく久しぶり、常にママ、ママと呼ばれないなんて!といっていました。
結婚してもママでも、「女」で居続ける時間を持ち続けていて、すごく素敵だなあと思った。
ちなみに、イギリス人の子供にも、アンパンマンはすごく人気みたいです。
イギリスといえば、去年夏はBREXIT(イギリスのEU離脱)が話題になりましたね。
私が知るイギリス人やイギリス在住日本人は、全員「まさかそれが起こるなんて」と思っていたみたいで、EU離脱が決まった時には信じられなかったとそれぞれから聞いてます。わたしもびっくりした。
大都市ロンドンにいると、アイルランドやスコットランドなどの「元外国人」や、ヨーロッパ中または世界中から働きに来ている人がいるから、まさかEU離脱をするなんてことが生活をよくするとは思えないよね。
11月に来日して日本を満喫していったZOEも、「スコットランドは全州、EU離脱に反対だったのに!!」とちょっと怒った声で言ってました。
トランプの件もそうだけれど、多様性がある大都市と、多様性がない労働集約型の田舎が、かなりかけ離れた価値観になってきているということ。と理解しています。
新聞社やテレビ、ネットニュースの本社は都市部だから、後者にあまり気づかないんだよね。
そして、日本でもきっと同じようにこの価値観がかけ離れていってるんだろうなと想像します。それを考えると、予想がつかずにちょっと怖い。
かくいう私も、郊外ではありますが基本都会(の郊外)育ちです。
10歳まで三回引っ越した場所もすべて東京・大阪通勤圏内だし、中学から東京の片田舎(=郊外)にある女子高で育ってしまったせいで、あまりヤンキーも不良も知らない、中途半端な都会育ち。
だから、田舎の生活について、全然理解していない。
外国人に日本のことを説明しようと思っても、私が自分ごととして説明できるのはほんの一部、東京のみ。小さいとき育った土地や、旅行先としてはいろいろ話せるけどね。
日本は直接選挙制ではないにせよ、同じ言葉を話しても自分のわからない価値観が世論を動かしていくのかと思うと、正直ちょっとした恐怖です。
わたしたちは世界がよくなっていると信じたいけれど、テロはなくならず、むしろ拡大していくように思える。
自分の生活をよくすることは、ある程度この数年でトライできました。
でもブログを書く個人として、そしてLunchTripという団体として取り組んできた「異文化理解を深める」ことについては、むしろ国内でも難しくなってきてるんじゃないかと、たまに思うんです。
じゃあ、わたしになにができるか。
たぶん、自分と価値観が違う人達と、積極的に話すことだ。
私はいま東京の真ん中に住んでいて、まわりもバリキャリの男女が多い。同じ価値観のひとと話せるほうが、居心地がいいのは確かです。
住んでる地域だけじゃなくて、仕事業界でも、部署でも、なんでも似たような人と話すほうが楽だ。
女性は特に30から分かれ道がたくさんあって、タラレバじゃないけれど「もしあの時こうしていたら」と比較しちゃう自分が無意識にいるからだと思う。比較は意味ないし、認めたくないけれどね。
結婚して子供を持つお友達から、「あみは変わらないねー!」と言われたら、見た目のことだったら嬉しいけれど、それ以外ならうれしくない、みたいなねw
でもそうじゃなくて、自分とかけ離れた価値観を持つ人に、国内外問わず会えて話を聞いてみたいな、と思うようになりました。
だからって世界が変わることはないかもしれないけれど、私自身が他人の価値観を理解できるようになりたいな。
こうやってブログを書いてると、いろんな人に「会いたいです」といってもらえるわけで、でもすべてに答えていたら大変なのも事実。去年の夏、友達にはチャージすれば、といわれたけれど、そうするのもなんだか申し訳ない自分もいる。
かといって、世の中すべての人を気に話すわけではないから、やはり「自分には関係なさそう」と切り落とす気持ちから、「いや、関係あるかも」と思うこと、なのかな。
なんだか、柄に似合わずまじめな話になってしまた。
よい週末をお過ごしください。