コミュニティコンサルタント・LunchTrip共同代表の松澤亜美です。
週の半分くらいFacebook社のお仕事をしていますが、チームメイトもお仕事相手も連絡先は世界中で、チームの中で日本人は一人です。
タイムゾーンがほぼ同じのアジア(シンガポール)のチームメイトとは良いのですが、それ以外の地域とは時間をなかなか合わせるのが難しく、毎週話すというのができていないことが、結局情報や気持ちの時差を生んでしまったりします。
アジアは重要市場なのに、どうしても場所の離れた私たちは「えっ知らんかったよ」とか「それ先にいってよー」「ていうかこちらでその資料作ってあるよ」みたいなことが続く。
外資あるあるなストレスかと思いますが。
特に出張が続いた今年の頭まではリアルで顔を合わせることが多かったからよかったものの(体力は犠牲にしましたが)、顔を合わせない数ヶ月が続き、どうしようかと小さく悩んでいました。
別に一人きりで悩んでいるというよりは、アジアのもう一人のチームメイトと一緒に作戦をいろいろ考えてました。
これに対する、今のところの私の解は以下(更新中)。
で、書いてたらこれってグローバル企業でチームがバラバラなだけじゃなくて、普段顔を合わせないプロジェクトや副業をしている人たちにも言えるんじゃないかなと思いました。
1)仕事相手だけではなく、「このチーム自体も世界中に広がり同じ目的を持つコミュニティ」と考えること。
私たちは仕事している仕事の相手がコミュニティリーダーなので、そっちばっかり見がちなのですが、このチーム自体もコミュニティ。
一人一人が素晴らしい経験と知識を持った人たちでも、場所と時間と文化という大きな壁があると、少しずつずれてきます。
だから、目的は何だっけ?みんなをきちんとインクルーシブになってるかな?など、コミュニティを作るときと同じように確認していくことが大事。
(一応全員英語がネイティブレベルなので問題なし、これで言語も違うとやばいことになるね。。)
2)「同意形成」のプロセスを大事にする
普段顔を合わせない人とは同意形成に二重三重のステップが必要。
何か問題や、これやったほうがいいな、と思った時に、「ちょといい?」と個別に連絡をする。
15分でも、顔を見て話す時間をとる。
「これ、こうしたほうがいいと思うんだけれどどうかな?」となるべくオンラインでも顔を見てお話をする
その時点でドラフトを作ってある状態にして、彼らの意見を入れ込んだ状態で、全体のミーティングの時に、改めて提案する。
いわゆる「根回し」がグローバルでも大事だなと。
3)文字と口頭両方のコミュニケーションを使う
これも副業とかも同じで、一緒に顔をリアルで合わせない人は意図したほうがいいなと思うことです。
コミュニケーションは2つの目的があると思います、
a:情報の伝達
b:エンパシー 気持ちの共感
ここでは特にaについて。
メールだと一方的に大量になりがち。チャットも多すぎるとわかりづらいしコミュニケーションミスは起こりがち。
そこで、現代の口頭連絡ツール、オンラインミーティングの登場です。
「face to face 」に限りなく近づけるために何ができるかを考えてみます。
顔をみての電話は当たり前。表情が見えるというのは、顔を合わせるところのとても大事だと思うので。全部が難しければ、最初だけでもオススメです。
事前と事後の準備もより必要かなと思います。
今はテクノロジーが発達してるので、資料をその場で画面共有しながらコメントを入力したりできるから、きちんと準備がある限りかなりリアルに近い状態でのミーティングができるのではと思います。
4)個人的な背景や理解をしあう時間をとる
上記の3)bのエンパシーは、意外と無視できない話。
オンラインでも、顔合わせたようなスモールチャット(アイスブレイクや、「最近どう」の会話)もすごく大事だと思ってます。
意図的に、オンラインミーティングでも仕事と関係のない話とかしますよ。5分くらいは。
「友達と温泉に行った」「家族がーーについてうるさくて汗」などなど。
結局仕事相手とも、人間関係構築が一番大事なことを、事前知識として入れあっている相手だと、スムーズよね。
5)自分の見解やちょっとした学びはどんどん発信する
別に何かを今に対して変えてくれ、など誰かに対する意見とかだけではなくて、
「このコミュニティはこうだった」「これは学べる」など、どんどん学びを共有する発信をして行ったらどうか、というアドバイスを受けています。
4がしょっちゅうできない分、オンラインでの発信ですね。
結構工数がかかるけど、やってみようと思う。
今書いてるコレも、英訳してチームメイトに送ってみようかな。
上記5つ全然Apple to appleじゃないし、並列というよりもただのメモですが。これから更新していきたいところです。
書いてて思ったのは、とにかく2番にかいた「合意形成」が大事だなということ。
リモートだからこそ、コミュニティだからこそ、一方通行な決定ではなく、気持ちよく合意形成していく術を、私もアップデートしていきたいものです。
Title: How we can motivate our self in the small office when you felt your work is worthless.
Recently I have struggled of sad feeling “my work is not so important”, and that slowed my work for a while as much as I love to contribute more.
This feeling are the result by multiply reasons below, but not by anyone’s intention.
-My team is newly built growing global team- Can not attend meeting by the timezone, and information are sometimes fallen, or the work could be duplicated.
-I am are sitting by myself the small office(Tokyo) of APAC headquarter (SG)
-I don’t have lots of business trip recently to connect my teammates offline
If you are in the similar situations, you may feel similar emotion.
Again, It is just a problem of how we work, not because of someone who intended to.
So, I talked with lots of people, and at this point here is how I am trying to solve.
- Try to control expectations of what I can contribute.
- Remember that “Team is also a community” : Our team faces community leaders often, but we are the community too.
- Build consensus little by little, by small 1on1s/chats, not how I can deliver in one document
- Use different communications with consistency: mail/workchat/and mostly bluejeans
- Share the personal background/updates/thought for first 2-3min at business meeting helps personal relationship building, and work later
- Use workplace to share the small learning (which I am doing now)
These points are not apple to apple, and not perfect.
If you have any good ideas, pls let me know. I hope I can update again.
関係ないけれど先週末の朝作った米粉のパンケーキ。ちょっと焦げたけれど美味しかったと言われたのでよかったことにしよう。お腹膨らんだ。