本日、「好きをベースのキャリア形成」について、トークをする機会をいただきました。
社会人歴も長く話しきれないのと、聞きたい、とコメントをいただいたので、重要な部分だけはブログ記事化して出すことにしました!
また、せっかく旅好きな方にご依頼いただいたので、その当時の旅の写真についてはInstagramで出していくことにします。
私のキャリアの大枠
最初のメーカーに勤めてる間に、LunchTripというコミュニティを始めその後ブログを始めました。
そこで1度辞めフリーランスになり声をかけられてコミュニティマネージャーとして Pinterest で働きます。その後アディダスでブランドマネジャーを行い2017年にコミュニティコンサルタントとして独立をします。
大まかに、上の部分:一般的にいう対価をもらうお仕事。下の部分:自分が始めた、主催するプロジェクトです。お金は誰からももらえません。
とっても簡略化して書いてます。
経歴だけ言うと何だか格好良く見える、と言われるんですけど実際はそうではないので、今日はその部分を特に書いていこうと思います。
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異動した部署が合わず辛かったメーカー時代
私の最初の仕事はアパレルの機器メーカーで、2年目から海外に行かせてくれる部署があり志望しました。当時私は3年社会人をしたら先生になろうと考えていてすぐに行けることが大事だったのです。
実際にその部署にしていただきインドや中国の工場を回りました。
2ー3週間、最初は課長と現地の社員と、その後現地社員とペアで回って工場の生産性コンサルをして、海外営業に繋げます。
1週間でとにかく現場で生産性を改善しないといけないので、責任も重大!
生産性って言葉だけじゃなく、ストップウォッチで測ってミシンの場所を動かしたりして、1ラインで作るTシャツの数を上げるんです。
行き先は大抵、飛行機とローカル電車とタクシー・バスを乗り継ぐほんとのど田舎。その村で初めての日本人女性と言われたこともありました(笑)土曜移動で中国国内でも12時間とかかけて移動。日曜だけが休み。
その後トラベルブロガーやITの出張で豪華な食事やホテルに慣れてしまった今考えると、20代前半なのに華やかさはゼロ、なんちゅう過酷な出張(笑)でしたが、とても充実していました。
その後、事業計画に抜擢してだいたのですが部署が解散、その後に配置になった貿易実務が本ー当にあわなくて。
事務的なことがとても苦手なので、自分で広報チームを一部だけ兼業させていただき、社内報企画を出して手を上げてファッションスナップをやったり、業界に関連するからと展示会や社内の勉強会に取材という名で行かせてもらい掲載したり。
また事業企画自体時代に必要性を感じたマーケティングの勉強会を始めたりしていました。
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転職に失敗
実は最初の転職をしようとしてドキドキと辞表を出して残念だねなどと言われて、
引き継ぎをしているその時に、次に会社への転職がなくなり無職になるということがありました。
あの頃を振り返ると、引きこもりになりそうでした。この外出大好きな私がですよ!(笑)
私立の中高→大学→留学→就職と王道の道を人生初めてとてもショックで、人に言えない姿だと思っていました。
ただ、旅先で友達になった中国の男の子に
「今転職に失敗して。肩書きは無職になる、恥ずかしいよ」
みたいなことを言ったら、その男の子は
「え?何が恥ずかしいの?それって普通じゃないの?自分のやりたい仕事に向かって転職活動をするのに少し期間が空くことは、中国でも他の国でも普通だと思うよ」
と本当に驚いたように言いました。
彼とはそれ以来話してもないですが、あの時にサラッと言ってくれたことに今でも感謝してます。ほんと、別に今考えれば別に大したことじゃないんですが、初めての転職ってそれくらい大きいんですよね。
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フランスに短期留学 → 世界中を旅する
それでフランスのPARSONSに 短期留学に行き、そこでファッションスナップというのを学びます
それ以降その一年は旅をし、世界中旅をしながら Street Snap を撮影しました。これが後から功を奏します。
米国サンフランシスコ/中国アモイ/ネパール カトマンズ/フランス パリ/イタリア ミラノ、チンケテッラ/韓国 釜山/香港/ペルーリマ・クスコ/米国アトランタ/マレーシア クアラルプール。
これだけの場所に、半年以内に行っています。ペルーでは一人でバックパッカーホテルに泊まりました。友達がいる時には泊めてもらいました。当時Airbnbの前にはやっていたCouch Surfingというサービスを使って、お金はそんなにかけずに言ってました。それにしても我ながら、すんごい旅したな。笑
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そして帰国後、小さい仕事をちょこちょこ始める
というか、 My Career Journal 2012 としてその年のキャリアと旅を当時の言葉でにまとめてましたわ。無職期間の罪悪感とかめちゃリアル。最初からこれ読んでもらった方が良かった気がする!笑
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まとめ
理想は描いた通りにいくわけではない、というのは通念かと思いますが、
私のように明らかな失敗・合わない ことから危機感が生まれ、逆になんでもトライする姿勢に繋がり、結果的に理想の仕事や働き方を連れてきてくれることもあります。
とにかく、目の前にあるやってみたいことは、どんなに小さくても大きくてもトライ!すること。
10年後の私は今、正直もっと偉そうです。10年経って、いろいろなものを抱えた結果、時間対効果のコスパが悪い、と思うものは見送ってしまったりします。そりゃそうか。
でも、自分でこの時から学べるのは、興味あることはとにかく一度は身軽にチャレンジする姿勢(短期間での結果ばかり求めない)こと。
そして、もし他人に勧めるならばいきなり仕事を辞めるよりも、メインのお仕事はしながらも、いろんなことにトライする こと。
特に今、妊娠出産をして生まれ変わった気持ちでもあるので(笑うかもしれないけれど、本当だよ!)またゼロから色々とチャレンジしてみよう。